以前、【名古屋市天白区】名古屋に冬がやってきた。天白川で渡り鳥のサギが見られます！でご紹介したように、冬になるとサギが集い、渡り鳥で賑わう天白川。

しかし実は、年間を通じて天白川が野鳥の宝庫という情報は野鳥マニアの間では有名です。

天白川は愛知県日進市から名古屋市を流れ、伊勢湾に注ぐ河川。流れも緩やかで、川岸に砂州や低木も多くあり、野鳥の餌場としては好ましい環境を備えています。

そんな天白川で先日、カワセミを観察することができたので、少しご紹介したいと思います。実はこのカワセミ、最近は天白小橋のたもとに住み着いているようで、近所の方には少し話題となっています。

いつもは低木に留まっているのですが、今日はいない？と思いきや、橋のコンクリート部分でじっとしています。何をしているのだろう？と5分ほど眺めていると、急に鳴き声とともに飛び立ちました。

次の瞬間、くちばしには小魚を加えていました。橋のコンクリート部分から垂直降下し、素早く魚を捕らえている姿にはなんだか感動...!!

一つの場所に留まって食べ物はどうしているのだろう？と思っていたのですが、杞憂でした。天白小橋のたもとは絶好の餌場なんですね。

いつもの定位置に戻って、小魚を丸呑みに。一瞬の出来事でしたが、野鳥の宝庫・天白川のワンシーンを楽しむことができました。

このカワセミはいつまで会えるだろう？天白小橋を通過するのが楽しみです。

今回ご紹介した以外にも、ジョウビタキやキセキレイなど綺麗な鳥も他にもたくさん生息しているので、また暖かい日に探してみたいと思います。