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【名古屋市天白区】学生の町・塩釜口で愛される「山ちゃんラーメン」の一杯。あっさり豚骨キャベツラーメン

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

中京大学や名城大学のキャンパスがある八事・塩釜口名古屋の学生の町として知られるこの場所には、古くから腹ペコの学生を支えてきた老舗のお食事処が点在しています。

今回ご紹介する「山ちゃんラーメン」さんもその一つです。名古屋で山ちゃんといえば、まず世界の山ちゃんが挙がりますが、塩釜口の学生の間では"山ちゃんラーメン"の方が有名かもしれません。

それほど昔から塩釜口で営業を続けている老舗のラーメン屋さんです。相当年季の入った見た目のお店ですが、中はとても綺麗に保たれています。

こうしたラーメン屋さんは随分と減った気がするので、お店の存在自体が貴重ですね

そんな山ちゃんラーメンが提供しているのは、あっさり系の豚骨醤油ラーメン。近年、豚骨といえばこってりが主流となり、あまり見かけることがなくなった味わい深いスープのラーメンをいただけます。こちらは一番人気の「キャベツラーメン」です。

わずかに濁りがありますが、淡麗な豚骨醤油スープ。系統は違いますが、好来系を思わせる透き通ったスープは、どこか洗練された印象を受けました。

一口飲むと、喉を通り抜ける豚骨の優しくも滋味深い味わい。軽やかで奥深い、ライトな豚骨スープに感動しました!

そんなスープと一緒に、炒めたキャベツが進みますね。油で適度に炒められているので、程よくこってり感も加わるほか、キャベツの甘みも合わさることで、よりスープを美味しくいただけます。

麺は細く縮れたたまご麺。やはり昔ながらのラーメンの定番ですね。ツルツルとした食感と、喉越しがよく、あっさり系スープとの相性も良かったです

卵の甘みもスープに生きており、全体が優しく味わい深いラーメンに仕上げられていました。このホッと一息つける一杯に多くのファンがいらっしゃるのも頷けます。

そんな一杯には、ごまで味変をするのがオススメです。コクと香りが加わり、ラーメン全体の味わいがシャープにまとまります。丼の半分に入れ、少しずつ混ぜていくと、純粋な豚骨と、ごま豚骨のダブルスープでラーメンをいただくことができますよ。

いかがでしたでしょうか。塩窯口で学生に愛され続ける「山ちゃんラーメン」さん。時が止まったような懐かしい空間で、ホッと一息つける一杯を味わってみてはいかがでしょうか。

<山ちゃんラーメン>
住所:名古屋市天白区元八事4-64
営業時間:11時30分~14時00分、18時00分~22時30分
定休日:火曜日
電話番号:052-835-8740
アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅から徒歩約3分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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