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【名古屋市】元祖から新進気鋭の名店まで。名古屋が誇る「博多豚骨ラーメン」3選

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

クリーミーな豚骨スープに細麺を合わせた博多豚骨ラーメン

名古屋でじわじわと人気が高まっていますが、実はもう何十年も前から、博多豚骨ラーメンを提供してきたパイオニア的な名店も存在します。

そこで今回は元祖から新進気鋭の名店まで、名古屋が誇る博多豚骨ラーメンを厳選してご紹介!どれも個性的な一杯ばかりなので、ぜひ巡ってみてはいかがでしょうか。

長浜ラーメン一番軒 日比野店(熱田区)

名古屋における博多豚骨ラーメンの先駆け的存在「長浜ラーメン一番軒」さん。特注釜で35頭の豚骨を丸々炊き上げて旨味を抽出する豚骨スープと、本場九州から仕入れた小麦を使った自家製麺で、こだわりの一杯を提供しています。おすすめは「黒マー油」です。

スープの粘度やこってり加減で勝負する印象のある豚骨ラーメンですが、一番軒さんのスープは良い意味でまろやかで角が取れています。くどくなく味わい深い、スッと飲めるのですが、豚骨スープとしての満足感はしっかり感じられますよ。

そこに香ばしい黒マー油が合わさり、良いアクセントになっています!歯ごたえのあるバリカタで、絶妙な豚骨スープと絡めて思いっきり啜る時間は至福のひとときです。

<長浜ラーメン一番軒 日比野店>
住所:愛知県名古屋市熱田区西郊通2丁目4-2 生涯スポーツセンタービル 1F
営業時間:11時30分~15時、17時~23時
電話番号:052-684-5770
アクセス:地下鉄名港線・日比野駅から徒歩すぐ

ラーメンどんたく本店(千種区)

同じく名古屋における博多ラーメンのパイオニア「ラーメンどんたく本店」さん。独自路線をいくユニークなスタイルで、たくさんの常連さんに愛されている名店です。ラーメンのバリエーションはかなり豊富ですが、おすすめは「今池豚骨(写真はミックス半熟焼豚)」

スープは濃厚でとろっと粘度も感じられますが、不思議と染み入るあっさり系。名古屋市民ご用達のスガキヤを思わせるまろやかさも備え、和風豚骨という概念は、やはり名古屋で生まれた味だと再確認されます。

優しい味わいの中に、博多豚骨らしいクセのある匂いが混ざります。細麺は、表面が柔らかく滑らかですが、ちゃんとぱつッとした歯応えがあり、小麦自体の香りも楽しめますよ。

<ラーメンどんたく本店>
住所:名古屋市千種区神田町32-13
営業時間:11時15分~14時、18時~23時
定休日:不定休
電話番号:052-711-2371
アクセス:名古屋市営地下鉄・今池駅から徒歩約7分

博多ラーメン鶴亀堂 天白平針店(天白区)

『名古屋で食べられる本物の博多ラーメンを』というコンセプトで展開されている「博多ラーメン鶴亀堂」さん。クリーミーな豚骨スープに、本場博多から取り寄せる超極細麺を組み合わせた王道の一杯は名古屋市民から根強い人気を得ています。

一番人気は「全部のせ」。半熟煮卵やきくらげ、極太メンマがトッピングされています。スープは純度の高い濃厚な豚骨の味わい。クリーミーですが重たすぎず、どんな方でも美味しくいただける程よいこってり感となっています。

豚骨に合わさる超極細麺は、少し粉感が残るバリカタがおすすめ。感想としては、スープと麺の一体感を楽しむというよりは、絡むようで意外と絡まないスープと麺のそれぞれを足して楽しむという印象。しかし、このアンバランスさも狙って出しているところが面白いです。

<博多ラーメン鶴亀堂 天白平針店>
住所:名古屋市天白区平針5-203
営業時間:
月〜金
11時-14時15分 (L.O.14時)
18時-21時15分 (L.O.21時)
土・日・祝
11時-21時15分 (L.O.21時)
定休日:なし
電話番号:052-803-2611
アクセス:地下鉄鶴舞線「平針駅」から徒歩約6分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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