名古屋駅の太閤口から数分歩いた場所にあるラーメン屋「R」さん。まだこのお店に千種店が統合される前から筆者も通っていたので、Rファンとしては12年目に突入しています。

はじめてこのお店でつけ麺や汁なしをいただいた時の感動は忘れられません。圧倒的な満足度と、病みつきになる味わい。大学受験の浪人時代に味わってから、何度も足繁く通っています。

今回はそんな筆者が「R」さんの魅力をご紹介します。いろんなラーメンをいただいてきましたが、いまでも筆者の中では至高にして、No.1の美味しさです。

こってり感と絶妙な酸味がクセになるつけ麺

「R」さんはつけ麺と汁なしの2枚看板で営業されているのですが、そのどちらもがハイクオリティの美味しさを誇っています。まずご紹介したいのが「つけ麺」です。一時期、さっぱりテイストに変わったこともあるのですが、ようやく元の味が戻ってきました。

初めていただいた時、衝撃を受けたあの味を今でも味わえることに感動です！脂身の多いトロトロチャーシューに、背脂がたっぷりと浮いたつけ汁。ひとすくいして飲んでみると、こってりとしたジャンキーな味わいとともに、舌の上に伝わる酸味。山椒を振りかけると、心地よい痺れも加えられて、唯一無二の美味しさとなっています。

ジャンキーなまぜそばの頂点を極めた汁なし

もう一つ「汁なし」も唯一無二の美味しさを誇っています。いろんなお店を食べ歩きましたが、未だに似た一杯に出会ったことがありません。まずRさんの汁なしの魅力は、男らしさ溢れるトッピングです。生のもやしは青くさいものの、オイリーなタレと相性抜群！どっしりと濃厚な一杯の絶妙なバランサーとなっています。

肝心の麺は、今まで食べてきた中でも一位二位を争うほど食べ応えのある、超ワシワシの極太麺。口の中で弾力があばれるような、モチモチ感がたまりません！適度に縮れていることで、濃厚さが凝縮したタレとしっかり絡んでくれます。一度啜ると、脳天を突くような衝撃的な旨さです！！

圧倒的なボリュームと食べ応え

つけ麺・汁なしともに、その満足感を高めているのが、やはり食べ応えのある麺ではないでしょうか。「R」さんのデフォルトは他のラーメン店よりも多め。デフォルトで500g、中盛になると750gというボリュームになっています。あまりの中毒衛の高さゆえに、筆者はかつて大盛りや特盛を頼んだこともあります。（食べ過ぎ注意です！）

前でもご紹介したようにポイントは、圧倒的な歯応えとワシワシ感です。ラーメン業界で言うところの"ヤカラ麺"に分類されます。超極太で縮れており、口の中で跳ね返ってくるような弾力が特徴です。二郎系を超える自家製麺が、2枚看板のつけ麺・汁なしのポテンシャルを引き上げてくれています。

いかがでしたでしょうか。今回はRファン12年目となる筆者が、名古屋ラーメンオタクの聖地とも謳われる名店「R」さんの魅力をお届けしました。濃厚なラーメン好きの方にとっては、つけ麺・汁なしとも概念が変わるほどの美味しさなので、ぜひ一度味わってみてください。