名古屋駅の中にグルメストリートが展開されているのはご存知でしょうか？その名も「名古屋うまいもん通り」。今やエリアが大きく広がり、広小路口と太閤口の両方にまたがったため、合計で30店舗ものお店が連なる一大ストリートとなっています。

そんな「名古屋うまいもん通り」。全てのお店を合わせれば、名古屋めしが網羅されていると言っても過言ではないラインナップの充実ぶり。そこで今回は、その中から4つの名店と、おすすめの名古屋めしメニューをご紹介したいと思います。

まるや本店「上ひつまぶし」

うなぎ料理の名店「まるや本店」さん。厳選したうなぎを使った、職人技で焼き上げられる贅沢な「ひつまぶし」をいただけます。おすすめは「上ひつまぶし」です。ご飯が見えないほど、うなぎが丸々乗せられています。香ばしさと脂の乗りが最高です！

一杯目はうなぎ丼。表面はパリッと、中はふわっと脂が染み出てくるうなぎを、そのままシンプルにいただきます。甘いタレが染みたご飯と、上質なうなぎの相性の良さがたまりません。

二杯目は薬味と一緒に。まるや本店では、ネギとわさび、青じその3種類の薬味が提供されます。わさびと青じその清涼感が風味豊かなアクセントを生んでくれます。

三杯目はお茶漬けです。優しい出汁にうなぎの脂が合わさって、絶妙な塩梅に仕上がります。ネギと海苔を散らして、サラサラと流し込めば、ほっこりと満足感に浸れますよ。

スパゲティハウスチャオ「味噌カツあんかけスパ」

名古屋を代表するあんかけスパの名店「スパゲティハウスチャオ」さん。その隠れた看板メニューが「味噌カツあんかけスパ」です。あんかけスパ（カントリー）の上に、味噌カツが丸々乗っています。濃い味好きにはたまらない組み合わせです。

しかもスパイシーなあんと甘い味噌だれの味覚変化が、なかなか良い塩梅。味噌カツはかなり大きく脂身も多いので、とても食べ応えがあります。

その一方で、ベースとなるあんかけスパも絶品です。みずみずしいトマトや玉ねぎと合わさり、野菜の甘みをしっかり味わえます。あんの辛さが控えめなので、辛いものが苦手という方でも美味しくいただけるはず。

キッチンなごや「名古屋名物丼」

名古屋うまいもん通りに軒を連ねている「キッチンなごや」さん。その看板メニューが「名古屋名物丼」です。名前の通り、一杯の丼で4種類のメニュー（エビフライ、名古屋コーチンカツ、味噌のどて煮、とんかつ）を味わえるようになっています。

名古屋コーチンとは、名古屋が誇るブランド鶏。衣は軽くお肉も適度な脂と柔らかさを備えていて美味しいです。また、脂がしっかりと乗ったロースカツもたまりません。味噌だれ・とんかつソースの二つのソースがあるのでお好きな方で。

巨大なエビフライも衣が分厚く食べ応えあり。タルタルソースにつけ、丼を食べ進めるアクセントにしましょう。ラストは丼の脇に添えてある味噌のどて煮をいただきます。スジ肉がトロトロに煮てあり、濃厚な味噌と相まって絶品！ご飯の最強のおともです。

まるは食堂「エビフライ定食」

知多半島から始まった老舗食堂「まるは食堂」さん。名駅のうまいもん通りの中にもお店を構えています。定番はジャンボエビフライ2本が入った「エビフライ」定食です。写真だと分かりづらいのですが、エビフライは"相当ジャンボ"です。

一尾あたり約20cmほどの大きさがあり、滅多に見られない極厚のエビを使用しています。衣でエビの大きさをカモフラージュする必要のない圧巻の身の大きさを誇っています。

一口いただくと身から旨みが染み出て、ぶりんぶりんの弾力の身！簡単には飲み込めないほど大きなえびは、噛めばかむほど幸せを感じられます。まるは特製タルタルソースの濃厚な味わいが相性抜群！追加でお魚のフライも追加できるのでおすすめです。

いかがでしたでしょうか。今回は「名古屋うまいもん通り」の中から、間違いのない名古屋めしを厳選してご紹介しました！味の濃いものが食べたくなってくる夏。ぜひ駅ナカのお店に立ち寄ってみてくださいね。