たまに贅沢をしたい時に食べたい洋食。名古屋に移り住んでから、美味しい洋食屋さんが多くて、筆者もすっかり洋食屋さん巡りにハマってしまいました。

特に感動を受けたのが「オムライス」です。お店ごとの個性があり、ふわとろの卵とご飯、付け合わせのコラボレーションがたまりません。

そこで今回は、地域に愛される洋食屋さんの絶品オムライスをご紹介！一人から家族連れまでどんなシーンでも利用したい名店が手がける最高の一皿です。

洋食 花乃湯　「小原のたまご オムライス」

地下鉄鶴舞線・原駅の近くにお店を構える、隠れ家的な佇まいの「洋食 花乃湯」さん。先々代の店主さんが、緑区鳴海でスーパー銭湯を運営されており、そのまま屋号を引き継いでいらっしゃいます。入ると同時にどこか懐かしくなるお店です。

おすすめは「小原のたまご オムライス」。筆者の地元でもある豊田市小原のブランド卵を贅沢に使用した濃厚なオムライスです。シワ一つない見た目が美しく、スプーンを差し込めば、スーッと入っていきます。料理人の腕を感じさせますね。

濃厚なデミグラスソースと、バターで炒めた玉葱、マッシュルーム、鶏肉とシンプルな構成はどこか懐かしく、王道の美味しさ。個々の食材の主張もありつつ、ちゃんとたまごが主役になっており、ストレートなたまご本来の味わいを堪能できますよ。

洋食屋Hibi　「ふわとろオムライス・ハンバーグステーキ添え」

手の込んだ美味しい洋食をいただける「植田駅前の洋食屋Hibi」さん。中でも注文する常連さんの多い大人気メニューが「ふわとろオムライス・ハンバーグステーキ添え」です。とろとろのオムライスの上に、肉厚のハンバーグが乗っています。

まずポイントはハンバーグです。肉汁が染み出すハンバーグというより、しっかりとしたお肉の旨味を味わえる一品。焦げ目もつき、丁寧に調理されているのが伝わってきます。分厚く大きいハンバーグも、お腹いっぱい食べて欲しいというお店の方の親心を感じられるようです。

卵は優しくシンプルな味わい。ハンバーグの旨味やデミグラスの濃さと合わさって、まろやかな塩梅にまとめてくれますよ。ふわとろの食感がたまりません...!!　美味しい洋食を完食すると、お腹も心もほっこりしますね。

珈琲屋 桜さくら　「オムハヤチーズハンバーグON」

天白区民憩いの喫茶店「珈琲屋 桜さくら」さんの看板メニューはオムライス！なんと、ケチャップのカゴメ主催の全国オムライス大会で、2年連続で1位に輝いたオムライスをいただけます。おすすめは「オムハヤチーズハンバーグON」です。

ハンバーグの上から、たっぷりのチーズが溶け出し、見るからに濃厚なビジュアル。運ばれてくると同時に鼻腔を満たす、チーズの香りがたまりません！

すくい上げると、トロトロこぼれ落ちていくチーズ。口に入れると優しいハヤシライスソースの甘みと、チーズの芳醇な風味が一気に広がります。ふわっとした卵とも相性が良く、病みつき必至の濃厚な美味しさ。お肉の旨味を味わえるハンバーグも最高のトッピングです。