ストレートな味付けで、油も感じられるジャンキーさ。時々中華料理を無性に食べたくなることはありませんか？

そんな時、ふと立ち寄れる中華料理店の存在は大きいですね。そこで今回は地下鉄鶴舞線・植田駅前にお店を構える「勺の園」さんをご紹介したいと思います。

まさに駅前という立地にあるのですが、なんだか穴場感があります！お店に入ると優しい奥さんが出迎えてくれました。中国の方が家族で経営されていらっしゃるお店です。

つまりは大陸系中華なのですが、よくあるセットメニューなどは見られず、完全に独立している中華料理店。こうした中華料理店も最近はあまり見かけなくなったので貴重な存在です。

メニューはご飯物から麺、大皿のものから点心、デザートまで多数。かなりのバリエーションがあります。いくつか注文して、分け合っても良し。一人一品頼んでガッツリいただくも良し。色々な利用の仕方ができますね。

その中でオススメなのが、こちらの「天津飯」です。

こんもりと盛られたご飯の上に、分厚めの卵と海老が3尾。あんがたっぷりとかけられています。具材は他になくシンプルイズベストな一品です。

やはり中華料理屋さんの天津飯はボリュームがあるのが嬉しいです。お腹が減っている時、天津飯を頼めば間違いがありませんね。

分厚めの卵は濃厚さが引き立ち、醤油ベースのあんが程よく濃く、良い仕事をしてくれます。ぷりぷりの海老がアクセントになり、本当に美味しいです！濃さの中に、じんわりと染み渡っていく優しさもあり、「あぁこれが食べたかったんだ！」と心の中で唱えてしまいます。

ボリュームがありますが、ペロッと食べられてしまいますよ。完食と同時に、お腹も心もいっぱいになりました。

また五目焼きそばもオススメ！油を感じる麺と、たくさんの具材を一緒に食べ進めるひとときが幸せです。こちらはあんは控えめですが、五目をしっかりと味わうことができます。

ベーシックな中華を味わえるお店が近所にあるのは貴重ですね！ぜひ天白区にお住まいの方は、訪れてみてはいかがでしょうか。