名古屋の中でも、江戸時代の景観を残している「有松」。近年、伝統工芸・有松絞りの産地として日本遺産にも登録されたことで、さらに注目度が上がっています。

今回はそんな古き良き街道情緒を残すこの場所で、名物グルメをご紹介。町並みの散策と合わせて、寄りたいお店や食べたいグルメが目白押しです。ぜひチェックしてみてください！

庄九郎　庄九郎ランチ

有松を代表するお食事処「庄九郎」さん。隣接する竹田邸は、有松を代表する伝統工芸・有松絞り創始者の家系。その竹田邸の一角を利用して、古民家レストランを営んでいます。

ランチの人気メニューは「庄九郎ランチ」（1日10食限定）。厳選されたマグロ・ネギトロ・イクラ&ホタテの3種類の手まり寿司が味わえます。プチプチと弾けるイクラ、絶妙な味付けの漬けマグロ、口の中に溶けていくネギトロ。どれも絶品です！

ゆったりとした趣ある空間でお寿司を一口ひとくちいただく時間は、なんだかとても贅沢。シメには有松絞りをモチーフとした新名物のソフトクリームもいただいてみては？

味福　海鮮丼（上）

有松の町並みのほど近くに位置するお食事処「味福」さん。一見、懐かしい食堂の雰囲気ですが、実は若者から大人気の"映える海鮮丼"を提供していることで有名です。

定番の「海鮮丼（上）」がこちら。1000円台とは思えないコスパの高すぎる海鮮丼となっています。丼からお刺身が溢れてしまいそうな圧巻のボリューム！盛り付け方も美しく、フォトジェニックです。

一つ一つのネタが大きく、1種類のネタでも2枚という太っ腹ぶり。マグロやカツオ、サーモンといったお馴染み以外に、変わり種ネタも満載です。海鮮を「これでもか!?」と楽しめる贅沢丼は感動レベルの美味しさです。

ダーシェンカ蔵　有松絞りパン

有松駅からほど近い場所にある、旧絞り問屋商家 "神谷半次郎邸"（神半邸）。有松らしい絞り染の暖簾（のれん）も目を引く、昔ながらの古民家ではパン屋さんが営業しており、その中で一つのパンが話題となっています。それがこちらの「有松絞りパン」です。

食パンの模様が見事に絞り染めの模様を呈していますね。こちらは当初、地元高校生が企画して商品化されたそう！今では手軽に購入できる、有松のお土産として大人気なのです。

鮮やかな模様を描いているのは、鮮やかなパンの生地と、オーガニックのドライフルーツ&ナッツ。季節によって内容が少しずつ異なるため、味・模様が少しずつ変化します。優しい甘さでおやつにもってこいの美味しさです。