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【名古屋市中区】御園座からすぐ。1個100円台でいただける「山本屋菓子舗」のうす皮饅頭とあんこ菓子

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

昔ながら愛されている古き良き和菓子屋さん。時代が変わっても、変わらずにそこにあり、懐かしく手頃な和菓子をいただくことができます。

町の和菓子屋さんを見かけると、ふらっと立ち寄ってしまいますよね!

先日は、御園座の裏にある御園通りの「山本屋菓子舗」さんへ立ち寄りました。自転車も止まっていて、昔ながらの落ち着いた佇まい。うす皮饅頭ののぼりが目印です。

和菓子の多くはあんこ菓子。まんじゅうを中心として、8〜10種類ほど並んでいます。どれも1個150円前後で購入できるのが魅力

今回は「うす皮饅頭」「きんとん」「かのこ」の3つを購入して合計490円でした。今のご時世でも、昔ながらの価格を守ってくれているのは有り難いですね!

それでは簡単に和菓子のレビューをしたいと思います。

うす皮饅頭

うす皮饅頭といえば、茶色や白の薄い"生地"の饅頭を連想しますが、山本屋菓子舗さんのうす皮饅頭は、生地というよりも"お餅の膜"で包んだような見た目。

あんこの色が膜から透けて見えています。そして断面を切ると、ぎっしり詰まったあんこが!つぶあんは昔ながらの王道な甘さで、小豆の味わいが生きています。もちっとしていながらプチッと粘りもある、外側のお餅との相性が抜群です。

きんとん

あん玉や求肥を小さな芯として、練って裏ごししたそぼろ状のあんをまぶした御菓子「きんとん」。山本屋菓子舗さんのきんとんは、中のつぶあんを外のこしあんで包んでいる、二層のあんこ菓子です。

口の中が、素朴な甘みでいっぱいになる、あんこ好きにはたまらない一品となっています。

かのこ

求肥や羊羹を餡でくるみ、表面に小豆の蜜漬けを鹿の子模様に張り付けて、寒天を塗って作る和菓子「かのこ」。山本屋菓子舗さんのかのこは、こしあんのあん玉を二色の小豆の密漬けで包んでいます

なめらかなあんこから、ダイレクトに感じられる小豆の甘さと食感のアクセントが素晴らしいです。

いかがでしたでしょうか。リーズナブルで美味しいあんこ菓子を作り続ける、御園通りの「山本屋菓子舗」さん。ぜひ伏見に用事があるときに、ぶらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

<山本屋菓子舗>
住所:愛知県名古屋市中区栄1-11-25
営業時間:[月~金]8:30~17:30 [土]8:30~16:00
定休日:日曜・祝日
電話番号:052-231-1694
アクセス:名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩すぐ

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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