前回のシェアサイクル体験記①では、名古屋に展開するシェアサイクルサービス「Charichari（チャリチャリ）」を使って、名古屋駅周辺〜四間道〜円頓寺商店街・喫茶まつばさんへサイクリングをした内容をご紹介しました。

シェアサイクルのメリットとして、以下をお伝えできました。

それでは次に、円頓寺商店街・松露堂さん〜名古屋城周辺〜文化のみち橦木（しゅもく）館を訪れたライドをレビューしたいと思います。

喫茶まつばさんでモーニングを楽しんだあと向かったのは、同じく円頓寺商店街にある「松露堂」さん。

長い歴史をもつ老舗和菓子屋さんで、一つひとつ手焼きで作られる「金鯱きんつば」が美味しいと聞き、立ち寄ることにしました。

しかしなんと、10時過ぎで「金鯱きんつば」は完売！わずかな希望をかけてお店の方にお話ししたところ、午後になったらまた焼き上がり、取置きも可能とお伝えいただきました。

お店は駅から少し離れているので、電車で来ていたら諦めていたかもしれませんが、シェアサイクルであれば、「また帰りにふらっと立ち寄らせていただこう！」そう思えますね。

お昼過ぎに「金鯱きんつば」を取りに伺って、自宅に帰っていただいたのですが、もちもちとした生地と大粒のあんこの相性が抜群！

焼印の金鯱もとても可愛らしく、見ても食べても楽しめる一品です。1個150円という価格にも驚きでした。

そして次の目的地は「名古屋城」。外周を歩くのはなかなか大変ですが、自転車であれば効率よく回ることが可能です。

そしてふとした発見も！なんと名古屋城の北東、郷土の森で素晴らしい風景に出会えました。紅葉と名古屋城のコラボレーションが素晴らしく、思わず写真をパシャリ。

周辺の落葉も味があり、晩秋の趣を楽しみました。やはり自転車と写真は相性が良いですね。自分の感性の赴くままに、ビビッとくる写真を撮るのが楽しいです。

続いて「文化のみち橦木（しゅもく）館」へ。名古屋城から徳川園へ続く一帯を"文化のみち"と呼び、名古屋の近代化の遺産が数々残されていますが、地下鉄からのアクセスが少し遠く、意外と市民の方にも周知されていません。

そんなこのエリアにも、Charichari（チャリチャリ）のポートが数多く置かれており、シェアサイクルであれば楽にアクセスすることができます。

ノリタケカンパニーリミテド（かつての日本陶器合名会社）は、現在のノリタケの森がある「則武（のりたけ）新町」に、世界有数の陶磁器工場を建設しました。

しかしその場所に拠点を移す前は、現在の文化のみち中心部である「主税（ちから）町」が名古屋の陶磁器生産の中心地だったのです。

文化のみちを訪れれば、名古屋を再発見する観光を楽しむことができますよ。

これだけ充実したライドですが、なんと料金は372円と、またしても驚きの料金が！そして複雑なルートを取りましたが、ログの精度もバッチリでした。

スマートフォンのGPSやBluetoothを絶えず使用する「Charichari（チャリチャリ）」。スマホのバッテリーを持参したり、通信量も余裕を持っておくと良いでしょう。

私はpovoで月々かなり容量のあるプランをトッピングしているので、全く問題ありませんでした。

それでは最後のシェアサイクル体験記③では、地雷也 徳川本店〜徳川園へ足を運んだライドをご紹介します。

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