サイクルステーション（ポート）がある場所なら好きなところで自転車のレンタル、返却ができる「シェアサイクル」。近年、日常の足から観光にいたるまで、さまざまなシーンで注目を集めています。

名古屋のいたるところでシェアサイクルを見かけるため、「使い勝手はどうなのか？」実際に地元ライターの土庄が、観光の足として試してみたので、簡単にレビューしたいと思います。

使ってみたのは「Charichari（チャリチャリ）」

今回使用したのは「Charichari（チャリチャリ）」です。最大の特徴は、1分6円（電動アシストは15円）という料金設定です。

30分や1時間での料金設定になっているサービスも多いなか、自由度の高さを考えて「Charichari（チャリチャリ）」を選択しました。

事前にアプリをダウンロードしておき、支払い方法を登録すれば、市街の至るところにあるポートですぐに利用できます。

アプリで各ポートの現在の自転車の台数をタイムリーに見られるのもすごいですね！

自転車のロック部分にあるQRコードを読み取ったら、さっそく利用開始です。

まず向かったのは、名古屋城下町の景観を今に残している「四間道（しけみち）」。家康公の命で始まった名古屋城築城に伴う、清須越しによって形成されました。

かつての町並みを今に残し、ふと江戸時代へタイムスリップしたような歴史情緒に浸ることができます。

名古屋駅から徒歩15分という、近くて遠い場所なのですが、シェアサイクルだとスイスイとアクセスすることができます。

また探検するように路地裏を走るのも面白いです。赤い車体なので、風景の中でも映えますね！

目指すは四間道と交差する、名古屋の昔ながらの商店街「円頓寺（えんどうじ）商店街」です。

名古屋でもっとも古い喫茶店だと言われる「喫茶まつば」さんに到着。ポートがお店の横にあるので、自転車を返却をして名物のモーニングを楽しみました。

お店は大繁盛で待ち時間もありましたが、自転車はすでに返却しているので料金は加算されません。

通常のレンタサイクルと違い、走った分だけの精算というのは大きなメリットですね！

ふわふわのトーストに優しい甘さの小倉あん、そしてゆで卵。少し冷えた身体を深煎りコーヒーで温めて、サクッと軽食をいただく時間は、癒しのひとときです。

そんな名古屋駅周辺〜四間道〜円頓寺商店街・喫茶まつばさんまでのライドは以下の通り。

決して時間に追われて走ったわけでなく、写真撮影にも時間をかけて楽しみながら、ゆったりと移動したのですが、100円以下という料金には驚きました！

（今回は初回チケット割引で無料に）

またアプリでライドの軌跡が見られる機能も、活動ログとして魅力的だと感じました。どこを走ったのか？どこを立ち寄ったのか？友人や家族にシェアする時も見せやすいですね！

続くシェアサイクル体験記②では、円頓寺商店街から名古屋城、文化のみちへ足を運んだ内容をご紹介します。

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