3月も中旬を迎え、いよいよ桜の季節がやってきますね！待ちに待った温かく、外出したくなるシーズンです。これから1週間ほど、春に歩きたい名古屋のお花見モデルコースをご紹介したいと思います。

お花見スポットをつなぐハイキングから、お花見がてら観光を楽しむルートまでピックアップしたいと思いますので、お楽しみに！千種区覚王山の日泰寺〜揚輝荘に続いて今回、ご紹介したいのは、天白区相生山緑地〜緑区螺貝（ほらがいけ）公園です。

名古屋駅から直通の地下鉄といえば、東山線というイメージが強いですが、もう一つ鶴舞線も名古屋駅を経由して一本で繋がっていることはご存知でしょうか。

そして相生山周辺は、名古屋の昔ながらの自然や風光明媚な公園が点在していて、軽ハイキングに最適なエリアです。

まず相生山駅から徒歩約15分の場所にあるのが「相生山緑地」。1990年代後半に行われた市の区画整備事業によって再生・保存され、今では都会の中で自然に触れ合える"オアシスの森"として親しまれています。

そんな緑地の一角、南部の梅林に面した場所に、美しいエドヒガンザクラとソメイヨシノが咲き誇ります。

散策路を進んだ先、鬱蒼とした森の奥に現れるため、まるで秘密の場所を見つけたような隠れ家感が魅力です。

青空のもとで薄ピンク色に染まり、まだ蕾がみられる枝も。新年度の訪れを感じながら、ピンクの屋根の下でしばしお花見を楽しむことができますよ。

そんな相生山緑地ですが、ぜひ一緒にハイキングを楽しみたいのが、相生山駅から徒歩すぐの場所にある「螺貝（ほらがいけ）公園」です。

その名の通り、螺貝池を囲むように整備されている公園なのですが、春になると一周が全て桜並木に変わります。一周の道中、ユキヤナギと桜の共演も美しいですよ。

そして、ひときわ美しいのが、水面に映り込むソメイヨシノです。桜に包まれる空間に、桜の水鏡が加わります。はじめて春の螺貝公園を訪れた時、「名古屋にこんな場所があるなんて...!!」と感動したことを覚えています。

いかがでしたでしょうか。相生山緑地もしっかり歩くと、3〜4時間ほどになりますが、春のハイキングにぴったりなコースです。ぜひ天気の良いタイミングを見つけてお花見ハイキングに出かけてみてくださいね。

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