旭川というと旭川ラーメンが有名ですね。

しかし、実はそばの美味しいお店が多いというのをご存知でしょうか。

北海道は全国のそばの生産量の4割以上を占める日本一の産地です。その中でも旭川市の周辺の江丹別や幌加内町、上川町などでは高品質のそばが収穫されます。

良いそば粉を使って打ったそばが美味しくないわけがありません。

実際に転勤で旭川に来た人が、旭川のそば店のクォリティーの高さに驚いたほどです。

そこで今回は、JR旭川駅から歩いて10分ほどの場所にある「蕎麦 雪屋」をご紹介します。

「蕎麦 雪屋」があるのは3条通7丁目、道北最大の歓楽街「3･6街（サンロク街）」です。

今回はランチタイムに伺いましたが、夜も営業しているのでお酒を呑んだあとの〆の1杯にもおすすめです。

店内は、白い壁に間接照明が当たり、1枚板のテーブルがそば屋とは思えないようなオシャレな雰囲気。デートにも使えそうですね。

もちろん、おじさん一人のランチもOKです。

席に着くと出てきたのは、冷たいそば茶とそば煎餅。

このちょっとした心遣いがうれしいですね。

注文したのは「もりそば」。

使用しているそば粉は、上川町産の「キタワセソバ」、JA上川中央の「大雪そば」の産地証明書付きです。

そばは打ちたて茹でたて。打ち立ての十割そばは、キリリと角が立っていてツルツルの喉ごしです。

つゆに軽くつけてすすると、鰹節の香りが口の中に広がります。

最初に、”夜も営業しているのでお酒を呑んだあとの〆の1杯にもおすすめ”と書きましたが、お地酒や酒の肴のメニューが充実しているので、しっかりお酒を楽しむ際にもおすすめなんです。

自家製鴨醤油煮や自家製ホヤ塩麹塩辛など、他のおそば屋さんでは味わえないような酒の肴もあります。