【北海道旭川市】昭和27年創業!知る人ぞ知る名店「らーめんや京楽」の味噌ラーメン
旭川市には、200軒以上のラーメン店があると言われています。そして市民はそれぞれ好みのラーメンの味を持っていて、お気に入りのお店もさまざまです。
今回、ご紹介する『らーめんや京楽』は、あまりメディアで取り上げられることはありませんが、知る人ぞ知るお店として人気のラーメン店です。
『らーめんや京楽』があるのは、国道39号線に面した大雪通4丁目。
店舗は16年前に新装されたため新しいですが、のれんには昭和27年創業の文字が書かれています。旭川の中でもかなりの老舗のお店です。
店舗のすぐ横には豚ホルモンが入ったラーメン”モルメン”が人気の「ラーメン専門ひまわり」があり、駐車場にはいつも車がいっぱい停まっていて来店で賑わっています。
そのため、ここ『らーめんや京楽』はあまり目立ちませんが、実は近くにある日本製紙旭川工場で働く方々や近所の方への出前で超忙しいお店なのです。
お店は年配のご夫婦と息子さんの三人で切り盛りしていて、出前は主に息子さんがしています。厨房の棚の上には出前に使うおかもちが5つも並んでいて、出前の注文が多いことがわかります。
この日も、ひっきりなしに出前注文の電話が鳴っていました。
ラーメンは、正油・塩・味噌の三味のスープに、もやしや野菜、餃子、とんかつ、チャーシューなどの具が選べるスタイル。丼物や定食、カレーライス、チャーハンなどのご飯もののメニューもあります。
この日は寒かったので味噌ラーメンを注文しました。
スープは、コッテリしすぎず比較的アッサリめ。しかし、しっかりと味噌の甘みやコクがありゴマの風味も効いています。
麺は硬めで筆者好み。出前が多いことから硬めにしているのでしょうか。細めの麵にスープがよくからみます。
丼には創業時の店名「京楽食堂」の文字。そして、ラーメン丼がのせられているお盆は塗りが剥げかけています。店舗は新しいですが、ところどころにお店の歴史を感じますね。
『らーめんや京楽』はどの料理を頂いても美味しいのですが、何より感動するのが丁寧な接客。
言葉で表現するのは難しいですが、本当にお店を出た後にホッコリした気持ちになるような接客ですよ。