【北海道旭川市】幌加内産そば粉を打ったそばとかつ丼のお得なランチセット「蕎麦処 そば扇」
「和風旅館 扇松園」は、昭和13年創業で80年以上の歴史を持つ旭川を代表する老舗旅館です。
旭川の街並みを見下ろす高砂台にある「扇松園」は、17の客室すべてが落ち着ける和室の日本旅館。
この「扇松園」のお食事処が、今回ご紹介する『蕎麦処 そば扇』です。
「扇松園」の玄関横に設けられた『蕎麦処 そば扇』の入口。なお店内には「扇松園」の建物内、ロビー側からも入ることができます。
『蕎麦処 そば扇』では、江丹別産と幌加内産のそば粉を使用していますが、その日どちらのそば粉を使っているかは入口に掛けられた札で分かります。
11:00~14:00のランチタイム限定のお得なランチメニューは、「かつ丼セット」と「えび天丼セット」の2種類。
今回は「かつ丼セット」を冷たいおそばで注文しました。
茶碗蒸しと漬物付き。冷たいそばを選ぶとさらにお味噌汁もついてきます。
茶碗蒸しは数量限定で無くなると小鉢に変わるそうです。筆者は茶碗蒸しが好きなので、無くなる前でラッキーでした。
お店で毎日打つというそばは、のど越し良くコシがあります。
たまごとダシでとじられた揚げたてのトンカツは、旭川産米のごはんとの相性抜群。
見るからに美味しさが伝わってきます。
茶碗蒸しには、栗の甘露煮が入っていて、しっかりと甘さを感じます。
ところで茶碗蒸しに栗を入れるのは、北海道や東北の一部の県だけなんですってね。
筆者は、子どもの頃から栗が入った甘い茶碗蒸しが普通だったので、食事の最後にデザート感覚で食べる習慣があります。
「扇松園」は日帰り入浴もできて、『蕎麦処 そば扇』の500円券が付いてくるセットプランもあります。
日帰り入浴は10:30からなので、お風呂でゆっくり温まった後に、美味しいおそばを食べるもいいですね。