「弁当」という言葉が、日本で使われるようになったのは安土桃山時代とのこと。

当時の貴族がお花見や紅葉狩りなどに行くときに持って行った「提重（さげじゅう）」がお弁当の始まりと言われています。

お弁当箱の中には、いろいろな料理が彩りよく詰められていて、日本食のジオラマといえるのではないでしょうか。

今日、ご紹介するのは末広東１条３丁目にある『誠鮨』です。

かなり大きな店舗で、宴会や法要などでも利用できます。

店内には、カウンター席の他に座敷席がありますが、それぞれの部屋には、「末広」や「春光」「永山」「鷹栖」など、旭川や近郊の地域の名前が付けられています。

午前11時から午後2時のランチタイムには、寿司や定食、お弁当など7種類のランチメニューがいずれも980円。

この中から、今回は「弁当」を注文しました。

お弁当って蓋を開ける瞬間が、「さて何が入っているのかな？」ってワクワクしますよね。

パカっと蓋を開けると、お刺身にフライ、煮物、卵焼き、ウインナー、板かま、サラダが入っていて、これは日本食のジオラマというより「おかずの宝石箱や～」。

お寿司屋さんなので、お刺身の鮮度は間違いなし。

また『誠鮨』は仕出しもしているので、他のおかずだって一切の手抜きなしです。

これで980円はかなりコスパ高くないですか。

ランチメニューの他には、お好みの握りやお刺身、そば、天ぷら、鍋物、一品料理など和食全般豊富に揃っています。

午後5時からは「誠の晩ごはん」もあるので、昼に行っても夜に行っても美味しい和食が味わえますよ。