動物園通りには、以前記事でご紹介した「まる八そば」など、数軒のおそば屋さんがありますが、その中で最も旭山動物園に近い場所にあるのが『そば処 吉倉屋』です。

『そば処 吉倉屋』があるのは東旭川北1条5丁目。

この建物、昔からの旭川ラーメンファンなら知っている方もいるかもしれません。

宇多田ヒカルの母親で歌手の藤圭子さんが、生前にこのラーメンが好きだったと言っていたという「そね食堂」があった建物です。「そね食堂」には、宇多田ヒカルご本人も来店したことがあるそうです。

『そば処 吉倉屋』は、以前同じ動物園通りでも豊岡13条5丁目にありましたが、7年ほど前にこの建物に移転してきました。

移転した際には、改装されましたが「そね食堂」の時の面影は残っていますね。

入口の横には「吉倉屋」と金の文字が入ったこね鉢が掛けられていて、そばにこだわっているのがわかります。

お品書きの表と裏には、温かいそばとうどん、冷たいそば、丼物、定食、セットメニューなどが並んでいます。

今回は、セットメニューの中から「タヌキ丼セット」を注文しました。

ところで、「タヌキ丼」ってカタカナで書くと、一気に動物感が増しますね。

おそばは温かいのと冷たいのが選べましたが、この日は天気が良く暖かかったので冷たいのでお願いしました。

おそばは、通常のざるそばの半分ぐらいの量でしょうか。丼のセットにはちょうど良い量です。

「そば源 本店」で食べて以来、すっかりハマっている「タヌキ丼」。

カツ丼や親子丼よりお安いのに、玉子丼よりしっかりウマい。「タヌキ丼」のファンクラブがあったら入りたいぐらい。

「タヌキ丼」だけ褒めちゃいましたが、おそばも美味しかったですよ。