「らーめん鷹の爪」は、旭川市に隣接する鷹栖町が発祥のラーメン店。

2010年に創業した鷹栖町の本店は昨年7月に閉店しましたが、現在は旭川市、東神楽町、札幌市、士別市に店舗を構え、そして海外にもフランチャイズ店を展開しています。

今回ご紹介するのは、旭川市宮前にある『らーめん鷹の爪 宮前店』です。

店舗はスーパーの「ザ・ビッグ宮前通店」と同じ敷地にあるので、共用の広い駐車場が利用できます。

宮前店がオープンしたのは2017年12月で、以前はこの場所で札幌ラーメンのチェーン店「味の時計台」が営業していましたね。

これまで、旭川には「味の時計台」や「ラーメンさんぱち」「ラーメン大戦争」といったお店が進出してきましたが、ことラーメンに関してはうるさい旭川市民のファンをつかめなかったのか、すべて閉店しています。

ちなみに、筆者は「味の時計台」が好きで、札幌に行くとけっこう食べますけど。

券売機で食券を購入するスタイルですが、各席には写真入りのお品書きも置いてあります。

これって、次に来た時に何を食べようか考えるのに、個人的にはとても嬉しいサービスです。

今回、注文したのは味噌らーめんの「龍の極」。

「らーめん鷹の爪」で「龍の極」って、ソフトバンクホークスと中日ドラゴンズの交流戦みたい。

黒色の丼は切り立った形状でおしゃれ。この形状だと縁にチャーシューや海苔を盛り付けた時に立ち上がって見栄えが良いですね。

トンコツを14時間以上弱火でコトコト煮だしているというスープは、まろやかで飽きのこない味ですね。味噌ダレには、数種類の味噌をブレンドしているそうです。

麺は、旭川ラーメンの特徴である低加水率の麺。

旭川市民の中には、「味の時計台」や「ラーメンさんぱち」などの札幌ラーメンがあまり好きではないという人が意外といます。それは札幌ラーメンの加水率が高い麺のツルツルモチモチした食感が苦手という理由から。

やっぱり子供の頃から食べなれた旭川ラーメンが一番ってことなんでしょうね。