今日ご紹介するのは、『ラーメン せんちゃん』です。

『ラーメン せんちゃん』があるのは大町1条3丁目。

国道40号線から南側に1本入った裏通り、さらに奥まった場所に店舗があって、かなりの穴場感。

4人掛けのテーブルが4つほど置かれた店内に入ると、「せんちゃん勉強会」のチラシが貼っていました。

『ラーメン せんちゃん』では、「旭川北ロータリークラブ」が社会法事事業の一環として、大学生たちが小中学生の勉強を見てあげる学習支援活動を、もう何年も前から続けているんですよね。

その横にびっしりと貼られているのは、「旭川学食化計画」を利用した学生さんが書いたお礼のメッセージ。

「旭川学食化計画」とは、コロナの流行で仕送りが減ったりバイトが出来なかったりと、厳しい学生生活を送っている学生さん達を応援しようというプロジェクト。

ラーメン屋さん学生さんが集まるのって何だかいいですよね。

『ラーメン せんちゃん』は、もともと自衛隊の駐屯地の中で営業していたとのこと。

以前、ご紹介した「ラーメン る～」も自衛隊の食堂で15年間働いていた方が店主でしたが、自衛隊員の皆さんの胃袋と舌を長年満足させてきたのですから、美味しいに決まってますね。

『ラーメン せんちゃん』は「から揚げ」も美味しいと評判ですが、今回は正油ラーメンを注文。

あっさりとした味わいのスープは、昔ながらの旭川ラーメン。

毎日食べても飽きない味っていうのは、ある意味こういう普通の味のことなんでしょうね。

際立った個性はありませんが、旭川市民なら初めて食べても懐かしさを感じるんじゃないでしょうか。

麺は少し加水率が高めでしょうか。つるっとした食感で、音を立てて麺をすすりたくなります。

少々、わかりにくい場所にお店がありますが、気になった方はぜひ探して行ってみてください。