数か月前、甥っ子を下宿まで迎えに行って喫茶店を偶然発見。

気になってやってきたのは、川端2条6丁目の住宅街にある『軽食喫茶サン』です。

赤い屋根と白い壁の建物は、入り口や窓が縦長のアーチ状になっていて、なかなか洒落たデザインです。

店内に入ると、そこは昭和のまま時間が止まったような雰囲気。

お店のママさんに「もう長く営業されているんですか？」と伺ったら、「ええ」とだけ返事が返ってきましたが、開店から50年以上経つようです。

軽食喫茶ですが食事メニューはかなり充実していて、定食やスパゲッティ、カレーライス、チャーハンの他、鍋焼きうどんや冷や麦、ソーメンといった喫茶店では珍しい麺類もあります。

この手の昭和の雰囲気が漂う喫茶店で注文するのは、同じく昭和を感じるナポリタンスパゲッティ。

『軽食喫茶サン』のナポリタンは、アツアツの鉄板にのせられて登場！

ジュージューという音だけで優勝確定です。

そして、たっぷりのトマトケチャップにからまった麺は、アルデンテとは無縁の柔らかさ。

昭和のナポリタンはこうでなきゃいけませんね。

麺の上にはバターがのせられていて、さらに美味しさが増しています。

もう十分に美味しいのに、粉チーズとタバスコはかけちゃうよね。

懐かしくて美味しかったので、次回はミートソースも食べてみなきゃ。