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【北海道旭川市】透明感があるあっさりとしたスープにバターの香り「一蔵 永山店」の塩バターらーめん

都良(TORA)地域情報発信ライター(旭川市)

上川総合振興局の近く永山5条19丁目に、昨年10月オープンした『一蔵 永山店』に2度目の訪問です。

『一蔵 永山店』の本店はサンロク街にあり、店名を変える前の「ラーメンの森」の時から、飲んだ後の締めのラーメンでよく食べていました。

「一蔵」になって20年以上経つので、「ラーメンの森」を知っている人は少ないでしょうね。

そんなことで「一蔵」のラーメンを食べるのは、いつも夜中だったのでお昼に食べるのは少し変な感じがします。

さすがに新しいだけあって店内はピッカピカ。広い店内にはカウンター席や仕切られたテーブル席があります。

昼時に伺ったのですが店内にお客さんは疎ら。この日は「北の恵み 食べマルシェ2023」の最終日だったので、旭川市民は会場に行って普段は食べられないようなグルメを楽しんでいたのでしょう。

前回はスープの表面を覆いつくす山盛りにネギがのった「一蔵らーめん」を頂きましたが、今回はお品書きの写真につられて「塩バターらーめん」を注文しました。

「一蔵」というとしょう油のイメージが強く、しょう油ラーメンばかり食べていた気がします。たぶん初めての塩ラーメン。

旭川では「らーめん山頭火」の流れをくむ豚骨白湯スープの塩ラーメンを提供するお店が増えましたが、「一蔵」の塩ラーメンは、昔ながらの旭川ラーメンの特徴を持った透明感のあるきれいなスープ。

あっさりといた優しい味わいのスープなのに、口の中には豚骨や魚介の風味が広がります。

そこにバターのコクと香りが加わって、さらに美味しさが増しています。

あっさりとした塩だからこそバターの味と香りが生きてくるんでしょうね。

普段、塩分を気にしてスープを飲み過ぎないように気を付けているけど、スープの表面に浮かんだバターだけも回収しようとレンゲですくっていたら、飲まさる飲まさる(北海道弁)。

危うく完汁するとこでした。

【店舗情報】
店舗名:一蔵 永山店
所在地:北海道旭川市永山5条19丁目1-39
電話番号:0166-76-5807
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休

地域情報発信ライター(旭川市)

北海道旭川市在住のフリーライター。得意なジャンルは、観光・グルメ・お酒・農業・アウトドアなど。生まれ育った旭川の美味しいもの、楽しいものなどを取材して、魅力を発信していきます。

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