4月以来およそ半年ぶりに訪問しました『駅前やぶそば』。『駅前やぶそば』の創業は昭和44（1969）年。場所は当時あった駅前商場市場だったそうです。しかし、その3年後に市場が取り壊され、そこに建てられた現在の「旭川駅前ビル」に移転してきたそうです。

「旭川駅前ビル」で営業してからすでに50年以上。老舗の味わいを感じさせる佇まいですね。

「旭川駅前ビル」の1階と地下には、「おにぎり茶屋」や「おふくろ」など味のあるお店がたくさんあります。

『駅前やぶそば』の向かい側は、昭和49（1974年）から営業を続ける「おにぎり茶屋」。狭い通路を挟んで真向かいにあるので、お店の中がお互い丸見えですね。

この手の壁に掛けられたお品書きも最近はあまり見なくなりましたね。

いったい今まで何度価格が上書きされたんでしょうか。創業当時のもりそばとかけそばが一杯いくらだったのか気になります。

最低気温が一桁と、すっかり寒くなった旭川。こんな季節にはやっぱり温かいおそば。今回は「肉そば」を注文しました。

そばの汁にかしわも合うけど、豚肉もいいと気づいた筆者。最近は肉そばを選ぶことが多くなっています。

『駅前やぶそば』の「肉そば」には、肉と脂のバランスが良い厚めの豚バラ肉が入っていて、肉の旨さと脂の甘さをしっかりと味わえます。

さすが半世紀以上も愛される老舗そば店の味ってところでしょうか。

そばを食べ終わって、ふと横を見ると日めくりカレンダーの下に「継続は力なり」の文字。なんか深いなぁ。