この日立ち寄ったのはJAあさひかわの「農産物直売所あさがお」の神楽店です。

お店は神楽5条8丁目の「道の駅あさひかわ」や「三浦綾子記念文学館」の近くにあります。

2021年8月に以前店舗があった横の倉庫に移転しましたが、移転してからは初めての訪問です。

「農産物直売所あさがお」には永山店もあり、永山店の方が自宅から近いので、ここ神楽店にはあまり来る機会がありません。

地元産の野菜が少なくなってくる時期ですが店内は、たくさんのお客さんで賑わっていました。

ちょうど新米の時期、旭川で採れた「ゆめぴりか」や「ななつぼし」の新米も並んでいました。

何かないかと店内をウロウロしていて冷蔵ケースの中に見つけたのが『旭正2生活改善グループ』の三升漬け。

そう言えば「蕎酎」で肉そばを頂いた時にサービスで出してくれた三升漬けが美味しかったのを思い出しました。

三升漬は、南蛮（青とうがらし）と醤油、麹をそれぞれ1升ずつの割合で漬け込んだ保存食で、北海道や東北地方の郷土料理です。『旭正2生活改善グループ』の三升漬けには、旭川産のななつぼしの米麹ととうがらし、さらに利尻昆布が加えられています。

ちなみに『旭正2生活改善グループ』は、水田からの転作で栽培した大豆を使って、味噌などの加工品を作ったことをきっかけに集まった農家のおかあさんグループです。手造りの味噌や漬物、こうじなどを製造販売しています。

筆者は冷やっこの薬味として三升漬けを頂くのが大好き。あと意外なところではクリームチーズに三升漬けの組み合わせも美味しいですよ。

「農産物直売所あさがお」の神楽店のPOPには、マヨネーズと合わせて温野菜につけてと書いてありました。これも美味しそう。今度やってみます。