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【旭川市】シュークリームの梅屋から新発売!幻の黒千石大豆のきなこを使った「きなこしゅーくりぃむ」

都良(TORA)地域情報発信ライター(旭川市)

黒千石(くろせんごく)大豆は、光沢のある黒色をした極小粒の大豆です。他の黒大豆よりも大豆イソフラボンやポリフェノールの値が高いことから注目されています。

もともと北海道の在来種で、十勝では緑肥として栽培されていましたが、栽培にとても手間がかかるため、1970年代には栽培する人がいなくなり絶滅したと思われていました。

2001年になって農業研究家が黒千石の原種を発見し、約50粒から栽培をスタート。現在は北竜町や滝川市、乙部町などで栽培されています。

そんな「幻」とも呼ばれていた黒千石のきなこを使用したシュークリーム「きなこしゅーくりぃむ」が4月19日から発売されました。

「きなこしゅーくりぃむ」は、大正3(1914)年創業の老舗菓子店でシュークリームが人気の『菓子処 梅屋』と北竜町の黒千石事業協同組合のコラボ商品です。

『菓子処 梅屋』の本社と工場は国道12号線沿いの高砂台2丁目にあり、直売店の「梅屋アウトレットストア」が併設されています。

「梅屋アウトレットストア」は、切れ端や型崩れなどの規格外の訳ありスイーツを特別価格で買うことができるお店。昨年12月に来た時には、「オランダ焼のはしっこ」と「アウトレットシュー」を購入しました。

今回は、新発売の「きなこしゅーくりぃむ」をさっそく購入。

きな粉を使ったシュークリームって珍しいですね。

大きさは『菓子処 梅屋』の定番商品「北海道梅屋名物しゅうくりぃむ」より少し小さめでしょうか。食べやすいサイズ感です。黒千石のきな粉を練りこんだというカスタードクリームは、大豆の風味と甘さを感じます。

「きなこしゅーくりぃむ」『菓子処 梅屋』各店と北竜町のサンフラワーパーク北竜温泉でも販売されるそうです。

【店舗情報】
店舗名:梅屋アウトレットストア
所在地:北海道旭川市高砂台2丁目2-11
電話番号:0166-61-7998
営業時間:9:30~17:00(昼休憩あり)
定休日:不定休

地域情報発信ライター(旭川市)

北海道旭川市在住のフリーライター。得意なジャンルは、観光・グルメ・お酒・農業・アウトドアなど。生まれ育った旭川の美味しいもの、楽しいものなどを取材して、魅力を発信していきます。

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