あの菜の花を走る電車が、今年は見られないって本当？
関東圏のエモ静ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな！（記事一覧）です。
例年、この時期（３月中旬～４月中旬）に、筆者のSNSのタイムラインで必ず流れて来る、菜の花畑を走る小湊鉄道の列車（千葉県）。そういえば今年は見ないなと思っていたら、何と咲かなかったそうです。
Yahoo!ニュース（テレビ朝日）によると、近年、咲く量が減り、去年はすでにスカスカ。そして、今年はさらに壊滅的な状況。ただ、周辺の他の場所では、例年通り開花しているようです。
【困惑】春の絶景が“消失” 菜の花畑「今年は咲かず」…なぜ？
地元の団体は、根っこの働きを阻害する「根こぶ病」が原因と考えており、２年間かけて再生を目指すということです。
※根こぶ病とは、野菜を中心とするアブラナ科植物（カブ、キャベツ、コマツナ、ブロッコリーなど）に発生する病気です。（NHK出版「みんなの趣味の園芸」サイトによる）
小湊鉄道は、千葉県市原市の五井駅から、房総半島内陸の上総中野（かずさなかの）駅を結びます。通勤圏の雰囲気が濃い駅から、一気に田舎町の景色に変わる、おすすめのローカル私鉄です。
上総中野駅の１つ前が、養老渓谷駅。列車が走る菜の花畑は、石神菜の花畑と呼ばれ、養老渓谷駅から徒歩圏です。
今年は訪ねる人は少ないと思いますが、菜の花畑までの道は、地元の方が植えた花がきれいに咲きます。
2021年の菜の花畑です。
この風景は、しばらくお預けですが、小湊鉄道は乗るだけでも楽しいローカル私鉄です。ぜひ訪ねてみてください。
千葉県の学校用ポスターより
沿線には、千葉時代（チバニアン）の名づけにつながった貴重な地層も見られます。月崎駅から徒歩30分弱。
何度訪ねても楽しい、始発駅の五井駅。JRの通勤電車との対比が不思議。
五井駅には新たにカフェスペース（こみなと待合室）ができ、特に平日は、ワーケーションにも活用可能。
関東圏の日帰りのずらし旅は、下のページが便利です。
関東 日帰り電車旅行「自然や田舎、癒される穴場！」20選｜ひとり旅にも（とらべるじゃーな！）
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