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沼津港のうなぎ京丸 テイクアウトがお得な理由とは?

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7月30日(日)は、土用丑の日。安くうなぎを食べたい方におすすめしたいのが、沼津港の京丸です。

うなぎの京丸は、沼津っ子にはおなじみの飲食店。観光客が多い沼津港ですが、目立たない一角にあり、地元の方が多く訪ねます。そのため、観光地値段ではなく、格安で本格的なうなぎが楽しめます。

店舗専用駐車場があるのも、沼津港では珍しく、地元志向のお店です。

京丸は、うなぎ卸会社が直営。

店内は、ゆったりしたテーブル席のほか、大広間に机を並べた部屋もあります。夜の営業に見合う内装のため、ランチはとくにお得感があります。

うなぎ処 京丸(沼津港)
静岡県沼津市春日町33-7
055-951-0358
11:00-15:00 / 17:00-21:00(LO20:30) ※土・日・祭日は通しで営業
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日が代休)
JR沼津駅南口からバスで約10分

平日ランチは何と1980円、その味は?

平日限定のお昼のうな丼は、わずか1980円(税別、2023年7月現在の価格)。平日ランチでは1番人気です。

うなぎは100g(1匹の4分の3くらいの大きさ)でボリュームは十分。

柔らかく蒸してあり、タレは薄め、焼きも適度で、うなぎ本来の味を楽しめます。安いうなぎの場合、焼きの強さとタレで勝負の場合もありますが、京丸ではそのようなことはありません。

平日夜や、土日祝日の人気はうなめし1本、その味は?

平日夜、土日祝日の人気の定番は「うなめし1本」で税別3280円(2023年7月現在の価格)。

平日ランチ同様、柔らかく蒸され、タレが薄め、焼きは適切で、うなぎ本来の味が出ています。ただし、訪ねた日は脂(あるいは皮)が厚めで、値段相応という感じでした。

ただ、3280円という価格は、うなぎの高騰(過去20年で約2倍)のなか、かなりお値打ちですし、テーブル席は間隔も広く、安心感も込みにすると、格安と言えるでしょう。

こちらは、白焼き。白焼きを重や丼で出す店は珍しいようで、さすがにうなぎ専門店。なお、うなぎの刺身もあります。うなぎには毒があり、処理が難しく出せる店は限られます。

今回は、蒲焼きも白焼きも、味は値段相応だったのですが、この日は、外国産だったようです。しかし京丸では、「うなめし1本」の3280円より安く、100%国産うなぎを手に入れる方法があります。

テイクアウトは、うなぎ弁当一本(国産)が3080円(税別)!

テイクアウトは、看板メニューのうなめし1本より200円安い、3080円(税別)で「うなぎ弁当一本」が購入できます。こちらは、100%国産うなぎとのこと! 京丸の国産は、静岡県産・愛知県産が中心です。

※入荷状況により、産地は変更になることがあります。

土曜の丑の日は、来客が多く、クルマの入庫が難しくなる場合があります(裏手にも駐車場あり)。また、例年行列となり、待ち時間が発生します。うなぎ卸だけあり、在庫切れはまずないとのことですが、電話(055-951-0358)でも予約も可能。ただし予約しても、レジでの待ち時間がある程度かかるそうです。

裏ワザは、土曜日(21時閉店)に来店し、先に清算を済ます方法。この方法がいちばんスムーズです。また、テイクアウトはいつでも実施しているため、月曜以降にずらすのも作戦の1つです。

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穴場ずらし旅、愛好家

関東周辺の穴場★ずらし旅スポットを紹介。日本テレビに旅の専門家として出演(2023年4月)。Yahoo!ニュースエキスパート公式旅行ライター(2023年7月企画賞)。JTB運営・地理旅行検定取得済み。東京都在住、旅行歴500泊以上。

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