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マック新作N.Y.バーガーズ 食べ歩きマニアはどう思ってるの?

とらべるじゃーな!穴場ずらし旅、愛好家

関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。

旅行ブログを書き始めて9年、500泊の取材旅行を重ね、各地で親しまれている料理を食べてきました。

その筆者が旅行記事を書くことが多いのは、実はマック。今回は、新作のN.Y.バーガーズのうち2種を実際に試し、食べ歩きマニアはどう思ってるのかを記してみます。

N.Y.肉厚ビーフ&ポテト(530円~)

1つ目は、N.Y.肉厚ビーフ&ポテト(530円~、464kcal、推定糖質38.4g)。

まずお伝えしたいのは、意外に小サイズであること。特に夕食なら、サイドメニューは必須です。

ひと口目の印象は、マックらしい、味しっかりのソースが主役のハンバーガーで、マックファンを裏切りません

ソースは、肉汁から作るグレービーソース。マックのソースと言えば、定番のビッグマックソース、サムライマックの炙り醬油風ソースが個人的には挙がりますが、これに近い完成度があります。

備忘録を調べてみると、筆者がマックの期間限定でも有数の完成度と考えているロコモコと同じソース。もともとわずかな醤油が隠し味になっているソースです(公式サイト)。

※今回のグレービーソースに醤油が使用されているかどうかは、レシピ詳細情報となり、企業秘密の位置付けとのことでした(日本マクドナルド お客様サービス室による)。

マックは、期限切れ鶏肉問題(2014年)以降苦戦が続きましたが、復活した背景には、ジャンクなボリューム路線のほか、ダブルソース路線があると筆者は考えています。

ダブルソースとは、味にこだわったソースを2つ重ねること。

ソースを食べるバーガーというと、食べ物としては何だか微妙な印象を受けるかもしれませんが、日本人の寿司好きは、実は多めにつける醤油が決め手になっているという意見もあり、ソースは非常に重要です。

N.Y.肉厚ビーフ&ポテトは、肉汁から作るグレービーソース単独での勝負ですが、これは、マックの商品開発陣が、このソースに自信を持っているからだと思います。

N.Y.バッファローチキン(460円~)

2つめは、N.Y.バッファローチキン(460円~、494kcal、推定糖質50g)。

まずお伝えしたいのは、こちらも案外小サイズであること。小食の方にはちょうどよいボリュームです。また、辛さがそれなりに強いです(チキンの衣に2種の唐辛子が仕込んであります)。

実は辛さは、感じ方に個人差が大きい要素です。マックは、ファミリー客を意識している企業ということもあるのか、辛いメニューには慎重な部分がありました。

しかし、辛いメニューは不動の人気があるようで、筆者の備忘録では、2020年6月のスモーキーバーベキュー(期間限定)辺りから、辛さを強めてきたように感じます。

N.Y.バッファローチキンは、期間限定ということもあり、コストのかかるモモ1枚肉を使用。肉質は普通程度でしたが、贅沢感はあります。

むしろ強調したいのが、全体の味の構成。酸味、甘味、旨味のバランスが絶妙です。マックはジャンクなだけしょ?と思っている方もいるかも知れませんが、ある時期から、基本5味などのバランスにはかなり工夫が見られます。

また見落としがちなバンズは、焼き立てパン屋さん並みのこだわり。ニューヨークのカフェのおしゃれなサンド的雰囲気を再現しようとした、開発陣の意気込みが伝わりました。

筆者のマック期間限定の備忘録は、下の記事にあります。

【歴代97作】マック期間限定メニュー一覧 最新「N.Y.バーガーズ」まで(とらべるじゃーな!)

穴場ずらし旅、愛好家

関東周辺の穴場★ずらし旅スポットを紹介。日本テレビに旅の専門家として出演(2023年4月)。Yahoo!ニュースエキスパート公式旅行ライター(2023年7月企画賞)。JTB運営・地理旅行検定取得済み。東京都在住、旅行歴500泊以上。

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