令和6年1月13日（土）に春日井市民会館にて「令和5年度 福祉を考える映画会」が開催されます。
上映される作品は認知症を患ったお母さんとそのご家族をテーマにしたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。～おかえりお母さん～」です。
昨年の映画会で上映され大好評となった作品の続編で、前作を観ていない方でも楽しめる内容となっています。
入場料は無料となっており、申し込みも不要なので是非気軽に来場してほしい映画会です。

今回ご紹介するのは2024年1月13日（土）に春日井市民会館で開催される「令和5年度福祉を考える映画会」です。
入場料無料、申し込み不要で開場は12時30分、開演は13時30分となっています。

上映される作品は、昨年度上映され大好評となった作品の続編「ぼけますから、よろしくお願いします。～おかえりお母さん～」です。
認知症を患った高齢のお母さんと、介護をし支えるお父さんの日々を実の娘である信友直子監督が撮影されたドキュメンタリー映画です。
続編ではありますが、前作を観ていない方でも内容が理解できる構成となっているため本作が初めての方でも安心して鑑賞できる作品となっています。
認知症の方とその家族を取り巻くリアルな日常が描かれた作品なので、興味のある方も多いのではないでしょうか。

前作は2018年に上映され、動員20万人を超える大ヒット作となっています。
前作が上映された昨年の福祉を考える映画会でも300名ほどの方が来場されたそうです。

この映画会は赤い羽根共同募金によって上映費がまかなわれており、来場者の方は無料で鑑賞することが出来ます。
本格的な音響・照明設備を備えたホールで鑑賞することが出来るので、自宅鑑賞とはまた違った感動がありますよね。

会場を見に行ってみましたが、すぐ隣に思いやり駐車場も完備されており入り口まではスロープもあるので車椅子やベビーカーの方でも入りやすい施設です。
市民会館駐車場（国道19号側）も107台分用意があるので車での来場も便利ですね。

当日は会場内でボランティア活動展とフードドライブも同時開催されます。

元々福祉を考える映画会はボランティア活動の周知を目的とし、映画を上映されるようになったイベントだそうです。
ボランティア活動展は市内で行われているボランティア活動の内容がよくわかる展示なので、あわせてご覧いただけたらと思います。

もう1つ行われる「フードドライブ」とは、ご家庭で余っている食べ物を持ち寄り、地域の福祉団体や施設などに寄付する活動のことです。
今回のイベントでは集まった食べ物は「フードバンクかすがい」に寄付されます。
未開封で賞味期限が1か月以上あるものに限りますが、12時30分～13時30分の間に食べ物の受付も行われるので興味のある方はこちらも是非参加してみて下さい。

映画の上映前には「認知症初期集中支援チーム」の紹介コーナーも設けられています。
「認知症初期集中支援チーム」とは、認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、認知症の方やその家族に早期に関わるチームで、保健師・社会福祉士・医師によって構成されています。
こういった支援があることを知るだけでも参考になると思います。

ライターも認知症の初期症状のある家族がいるので今回の映画会はとても興味があり、是非参加させていただきたいと思っています。
認知症は誰しもがいずれ直面する可能性がある病気の1つだと思うので、是非興味を持って気軽に来場してくださいね。

※取材では社会福祉法人春日井市社会福祉協議会様のご協力により、今回のイベントに関する画像の一部をご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。