2024年2月3日（土）に春日井市総合福祉センターにて、家族で防災について楽しく学ぶことが出来るイベント「防災ヒーロー入団試験」が開催されます。
また1月26日（金）までの事前申し込みが必要となりますが「災害救援ボランティア体験研修会」も総合福祉センター・福祉文化体育館にて行われ、災害救援ボランティアの模擬体験もすることが出来ます。
どちらも参加費は無料のイベントなので、是非多くの方に参加していただけたらと思います。

初めに、このたびの能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
地震の多い日本において、私たち春日井市民も決して他人ごとではないと思います。
皆様は、日頃防災についてどれくらい意識されているでしょうか。
今回は防災についての知識が深まるイベントとして、2月3日（土）に春日井市総合福祉センター・福祉文化体育館にて開催される2つの防災イベントについて主催者である春日井市社会福祉協議会の方にお話を伺ったのでご紹介したいと思います。

1つ目はお子さんを対象としたご家族で楽しく防災について学ぶことが出来る「防災ヒーロー入団試験」です。
4つのブースで遊びながら防災について学ぶことができる内容で、全てのブースを体験すると「防災ヒーローの証」として自分の名前を書いたオリジナルの缶バッジを作成することが出来ます。

4つのブースの内容を簡単にご紹介しますね。
こちらは持ち出し品のリュックの重さを体験できる「非常持ち出し品ゲーム」です。
自分でリュックに必要だと思うものを詰めて、その重さを体験できるコーナーです。

「スモーキー迷路」では火事の際の煙を体験することが出来ます。
段ボール迷路になっているのでお子さんは楽しく参加できるのではないでしょうか。

ボランティアのアレルギー歩みの会さん主催の「アレルギー表示の見方ゲーム」も行われます。
災害時でもアレルギー対応食品は必要な方にとっては欠かせないもの。
実際の食品を使い、お子さんにも分かりやすく表示の見方を学べるコーナーです。

最後は総合福祉センター館内を回りクイズに答える「防災クイズラリー」です。
クイズラリーは好きなお子さんが多いのではないでしょうか。
4つ全て体験すると缶バッチを作ることが出来るので、ぜひ挑戦してみて下さい。

また、中学生以上が対象となりますが水害発生時の様子をリアルに感じることが出来る浸水VR体験コーナーや、ペットボトル等を使った気象実験（こちらは年齢制限なし）も同時開催されます。
気象実験では気圧の変化や雲が出来る仕組みの体験が出来るそうです。
興味のある方は是非こちらにも立ち寄ってみて下さいね。

もう1つ、同じ日に開催されるのが「災害救援ボランティア体験研修会」です。
こちらは定員が80名となっており、1月26日（金）までの事前申し込みが必要となっています。
（問い合わせ申し込み先まで氏名・住所・年齢・電話番号をご連絡ください。連絡先は上記ポスターの一番下及び、記事の文末にも記載あり）

参加費は無料ですが、参加記念品として非常時に役立つ防災BOXセットがもらえるので興味のある方は是非ご参加いただけたらと思います。

災害救援ボランティア体験会は年に1度開催されており、今回は春日井市市民安全課の方による「春日井市の防災体制について」の講演も行われます。

体験コーナーでは設置された災害救援ボランティアセンターに集まったボランティアという設定で、被災者の支援に向かうという模擬体験をすることが出来ます。
災害ボランティアに興味はあるけれど、実際にどんなことをするのか不安や疑問がある、という方にとって実際の流れを体験できるとても良い機会になると思います。

他にも床下土砂の撤去の説明・体験や春日井市消防署によるロープの結び方体験もあるので、防災について幅広く学べる内容です。
災害ボランティアとしてだけではなく、知識として持っていれば自身や家族が災害に見舞われた際にも役立てることが出来る内容ではないでしょうか。

今回ご紹介したイベントはどちらも春日井市制80周年記念事業実行委員会採択事業です。
防災への意識が高まっている今こそ、是非気軽に訪れてみて下さいね。

※取材では社会福祉法人春日井市社会福祉協議会様のご協力により一部画像を無償でご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。