春日井市瑞穂通にあるたこ焼きカフェ「たころんCafe」で食べることが出来るサボテンを使ったたこ焼き「さぼてんたこ焼き」をご紹介します。
「実生サボテンといえば春日井市」と言われるほど全国有数のサボテンの生産地でもある春日井市ですが、この「さぼてんたこ焼き」も春日井特産品に認定されている春日井市ならではのたこ焼きです。
一見意外な組み合わせですが、食べてみるとその美味しさに驚くほど絶品。
是非多くの方にこの美味しさを知っていただけたらと思います。

今回伺ったのは瑞穂通にあるコンテナカフェ「たころんCafe」さんです。
前回お店の人気メニュー「たころんセット」をご紹介させていただきましたが（文末に前回の記事のリンクあり）今回は春日井特産品にも認定されたサボテンを使ったたこ焼き「さぼてんたこ焼き」を取材させていただきました。

この「さぼてんたこ焼き」はノパルという品種のサボテンをすりおろし、たこ焼きの生地にも使われている出汁を加えてひき肉とタコスチップスと一緒にトッピングした、たころんCafeオリジナルのメニューです。
当初は月替わりメニューとして登場しそこからグランドメニューに格上げされたそうです。

正直初めは「たこ焼きにサボテン！？本当に美味しいのだろうか・・」と思いましたが、食べてびっくり。
たころんCafeさんの出汁の風味をたっぷり感じる美味しいたこ焼きに驚くほどベストマッチ。
サボテンの青臭さも全くなく、とても美味しくいただくことが出来ました。
むしろどうしてこれまでたこ焼きにサボテンを合わせなかったのだろう！？と思うほどです。

サボテンといえばメキシコが有名ということで、メキシコ料理をイメージして考案されたというこちらのたこ焼き。
一緒にトッピングされているひき肉もタコスソースで味付けされており、ピリ辛で味のアクセントになっています。
タコスチップスもパリパリした食感が美味しく、テイクアウトの場合は食感を損ねないように別付けにしてくださるというお話でした。

サボテンは「ノパル」というウチワサボテンの若い茎が使われており、実際に見せていただきましたが1つ1つ棘を丁寧に取り除き皮ごとすりおろして使うそうです。

この「さぼてんたこ焼き」は1年に1度行われる春日井特産品の審査会で高く評価され、春日井市を代表するサボテンメニューの1つとして認定されています。
春日井祭りでも販売され、2日間で200皿以上を売り上げたというお話でした。
市民の方でもサボテンを食べたことがないという方は少なくないと思うので、是非美味しいたこ焼きとの組み合わせを楽しんでみて欲しいです。

たころんCafeさんはイートインが出来るたこ焼きカフェなので店内で食べていくことも出来ます。

たこ焼き（ふわとろ焼きを含む）+ドリンクのセット購入で50円引きになるサービスもあるのでドリンクとのセットもおすすめですよ。（アルコールはセット割引対象外です）

毎月月替わりメニューも登場しますが、4月は「じゃこネギ」が販売されます。
じゃことネギをごま油で炒め、ごまで和えてたこ焼きの上に乗せたメニューです。
4月1日から販売が始まるので気になる方はこちらも是非チェックしてみて下さい。

たころんCafeさんは他店にはないようなメニューが多いのも特徴ですが、基本となるたこ焼きの味が最高に美味しいので様々なアレンジも引き立つのだと思います。
まずはシンプルな「だし醤油」から入るのもよし。
「さぼてんたこ焼き」などここでしか食べられないアレンジも色々あるので是非訪れてみて下さいね。