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偏差値38が一部上場企業に就職できた理由とは?

TOUYA化学系研究者

この記事では、偏差値38だった私が一部上場企業に就職できた理由について考察します。

偏差値38からまずは法政大学へ!

私は高校2年生の時に偏差値が38でした。これは1つの科目ではなく、全科目の平均偏差値です。。

そこから、2年間で有名大学に入るために取捨選択することにしました。具体的には、文系科目だけでなく理科科目の物理、生物も諦めて、英語、数学、化学の3科目に集中することにしました。つまりこの時点で国公立進学をあきらめた訳です。

そこから、この3科目で進学できる最も偏差値の高いMARCH大学に進学することができました!もしまだ偏差値が上がらなくて悩んでる人は、受験科目を取捨選択して心折れずに頑張ってほしいです。

偏差値は直線的に上がらないので、周りをなるべく意識せずに努力し続けてみて下さい。いつか必ず報われます。

東京工業大学大学院へ進学!

法政大学へ進学後、4年間はサークルで遊びつつ勉学に励むことで学科内次席で卒業することができました。

大学に進学したくらいから、研究者になりたかったこともあり就職ではなく大学院に進学することを決めました。もし研究者になりたい方がいらっしゃいましたら、絶対に大学院に進学することをおすすめします。大学院入試は大学入試よりも受験者数が少ないため、正直なところ学歴を上げるにはコスパが良いです!

私は当時がん関連の研究に従事したいと考え、その道の権威である○○教授の元で学ぶことを決意しました。最終的に、私の研究が朝日新聞に取り上げられたこともあって、成功体験による自身が付いたことも良い経験でした。
当時の朝日新聞の記事「「液体のり」放射線治療でも期待の星 がん細胞ほぼ消失

この成功体験があったからこそ自分に自信がついたからか、卒業式の総代も任されてもらえるようになりました。

こんな私でも有名大学の総代に選ばれることができたのです。部活動、入試、就職活動など心が折れそうな時もいつか報われると信じて頑張ってほしいです。

一部上場の化学メーカーに就職

正直なところ、大学院で学歴を良くしたことが学歴フィルターを通過できた最大の理由だと思います。

人気な企業なほど多くの応募が寄せられるので、企業は採用する人数が少なくするためにどうしても学歴フィルターをかける傾向にあると思います(表向きはないと言い張りますが。。)

ただし、営業など職種によっては学歴フィルターの基準が下がる傾向になるので、リクルーターの学歴などをチェックしてみて下さい!

当然ながら学歴だけでは受からないので、第一印象、プレゼンスキル、人間性など様々な点で評価されます。面接を受けていて重要視されたと感じたのは、壁にあたった時にどのようにして乗り越えたのか?といった質問です。

会社に入っても必ず困難には遭遇するので、この困難に対して折れずに向き合えるのかを問われたのだと思います。私は内定を10社ほどいただけたので、この所感も少しは参考になると思います。

このように、面接は事前に準備することが重要です。

面接の準備について知りたい方は、私の過去の記事「面接の準備って何すればいい?化学メーカーの面接準備で重要な3つのこと」をご覧ください。

まとめ:偏差値38が一部上場企業に就職できた理由とは?

今回は、偏差値38の私が一部上場企業に就職できた理由についてご紹介しました。

珍しく日記のような記事となってしまい申し訳なかったです。正直なところ私は、下剋上のような人生だったので学歴で人を判断するのは好きではないですが、現実として学歴はある程度重要だと思います。

学歴フィルターはES審査の時だけなので、面接に進んだ方は学歴など気にせず人間性で勝負できますのでご安心ください。

この記事が困難にぶつかっている方の一助になると嬉しです。

また面接で聞かれた内容について知りたい方は、ぜひ私の過去の記事「一部上場の化学メーカーの面接で聞かれた内容は?」をご覧ください。

化学系研究者

東京工業大学大学院の修士課程を卒業後、化学メーカーの研究者として従事。研究成果がメディアに取り上げられた経験有り。化学に関連する記事を書いています。

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