Yahoo!ニュース

春からダニ対策を実施すべき理由とは?2023年最新のダニ対策グッズを紹介!

TOUYA化学系研究者

毎年、ダニに噛まれて苦しんでる方も多いと思います。一年中繁殖するダニですが、特に繁殖する季節が春から夏にかけてです。そこで今回は、春から実施したいおすすめのダニ対策についてご紹介します。

ダニが繁殖しやすい環境は?

ダニが繁殖しやすい環境は、25度前後の室温と70%ほどの湿度がある環境です。

一昔前までは、冬になると寒さと乾燥でダニは生きられませんでした。しかしながら、現代の家屋は高気密高断熱の設計なので、一年中ダニが生きられる環境が結果として出来あがりました。

そんな現代を生きる我々は、ダニが繁殖しやすい春から秋にかけてダニ対策を行うのが効果的です。

スプレータイプのダニ対策については、私のブログ:「2023年おすすめの最新ダニ除けスプレー!技術はここまで進化している!?」で過去に紹介しているので、今回はスプレータイプ以外のダニ対策グッズをご紹介します。

ダニ用対策グッズ①マモルーム

Yahoo!ショッピングへのリンク「マモルーム ダニ用 1440時間用
※こちらの商品を紹介する上で、一切のインセンティブを受け取っておりません。

画像引用元:マモルーム ダニ用 1440時間用

こちらの商品の有効成分には、トランスフルトリンが使用されています。トランスフルトリンはピレスロイド系の成分で揮発性が高いため、ノーマット式やワンプッシュ式、吊り下げ式によく使用されている成分です。

1日24時間、1週間使用し続けることでダニアレル物質(ダニの排泄物)の生成抑制、ダニの無力化、掃除機での除去効率がアップします。

ピレスロイド系の成分は昆虫や魚類にも影響を与えるので、観賞魚のいる部屋では使えないことも多いです。しかし、こちらの商品のQ&Aには「影響はないと思われます。ときどき換気をしてください」と記載されているように、トランスフルトリンを使用しているため問題ないと思われます。

ダニ用対策グッズ②さよならダニー

Yahoo!ショッピングへのリンク「さよならダニー
※こちらの商品を紹介する上で、一切のインセンティブを受け取っておりません。

画像引用元:さよならダニー

こちらの商品は、わかりやすいネーミングとパッケージで話題のダニ捕獲商品です。布団一枚に付き2シートをお布団の下に置き、ダニを生け捕りにします。

原理としては、ダニの好む黒い不織布と人体に安全な誘引剤で誘い込み、迷い込んだダニを粘着シートで捕獲する仕組みです。生け捕りにしたダニは2時間で無力化し、いつまでも生きてはいないのでご安心ください。

実際に私も使っていて効果は感じるのですが、使用期限が2カ月ほどで効果切れでも放置してしまうことがあります。皆さんはお気を付けて下さい。

ダニ用対策グッズ③洗濯ついでにダニ除け対策!アリエールジェルダニ除けプラス

Yahoo!ショッピングへのリンク「アリエール ジェル ダニよけプラス
※こちらの商品を紹介する上で、一切のインセンティブを受け取っておりません。

画像引用元:アリエール ジェル ダニよけプラス

遂に、P&Gからダニよけ機能がプラスされた洗剤と柔軟剤が発売されました。様々な日用品やジャスミンの精油にも含まれる「ダニよけ成分」を配合しています。

ダニよけプラスシリーズを使用することで、「ダニを誘引する皮脂を落とす」「ダニをよせつけない」といった効果が期待できます。

アリエール ジェル ダニよけプラスは、ダニよけ成分を布生地に残すためすすぎは1回が推奨されています。日常使い以外にも、衣替え時の衣類やシーツや枕カバーなどの洗濯にも使用したいですね。

まとめ:春からダニ対策を実施すべき理由とは?2023年最新のダニ対策グッズを紹介!

今回は、春からダニ対策を行うべき理由とおすすめのダニ対策グッズについて紹介しました。

春~夏にかけてしっかり対策をしておかないと、大繁殖して最終的に大変な事になります。ご紹介したグッズとこまめな掃除機でぜひダニとおさらばしましょう。

化学系研究者

東京工業大学大学院の修士課程を卒業後、化学メーカーの研究者として従事。研究成果がメディアに取り上げられた経験有り。化学に関連する記事を書いています。

TOUYAの最近の記事