Yahoo!ニュース

雪山経験のある登山者が選ぶ!日常でも使いたいあったかアイテム5選

【登山】ギアざんまい山ギア好き/コンテンツクリエイター

寒い時期を今よりずっと暖かく快適に過ごせたらいいですよね?

今回は、雪山登山の経験がある私が、暖かくて日常でも使える登山ウェアをご紹介します!

実際に使ってみて良かったアイテムのみ紹介していますので、ぜひ記事をご覧くださいね。

________

【今回紹介するアイテム】

1.ワークマン メリノウールシャツ

2.モンベル ジオラインタイツ

3.モンベル ウール トレールグローブ

4.モンベル サーマラップ パーカ

5.イスカ テントシューズ

________

ワークマン メリノウールシャツ

ワークマンで1,900円で購入した
ワークマンで1,900円で購入した

とにかくコスパよく暖かいものを!

という方に真っ先におすすめしたいのがこちらのワークマンのメリノウール。メリノウールは、メリノ種という羊の毛が使用された繊維です。

保温効果、調湿性、そこそこの速乾性に優れた汎用性の高い一着。高機能なメリノウールを探せばキリがないですが、普段使いであればワークマンのメリノで十分すぎます。

ヒートテックよりも汗をかいたときの感じの乾きが早いので◎

動物性繊維に特有のチクチク感もないので、着心地もバッチリ。

柔らかい着心地でチクチクしないです
柔らかい着心地でチクチクしないです

軽ハイキングや普段使いにも使えるところが気に入ってよく使ってます。洗濯すると縮むので、ワンサイズ大きめの購入がおすすめです!

モンベル ジオラインタイツ

普通のタイツのように見える
普通のタイツのように見える

モンベルで購入できる薄手のタイツです。モンベルの独自素材『ジオライン』を使っていて、下記のような特徴を持っています。

・保温効果が持続

・動きやすい

・速乾性に優れる

みた感じ『薄手だけど本当に暖かいの?』という感じなのですが、雪山での使用でその暖かさは実証済み。

薄いんだけど、実力は確か
薄いんだけど、実力は確か

暖かさの秘密は繊維の間に温かい空気の層を溜め込むことができるからなんです。体温で暖かくして、その暖かさを逃しません。

伸縮性のある素材なので、つっぱり感もなくて動きやすいです。

登山で使う想定なので、速乾性に優れているのもポイント。洗濯後あっという間に乾いてくれるところも、日常的に使うことを考えるとメリットなんですよね。

薄手、中厚手、厚手と3パターンあるので、モンベル店舗に行って厚みを確かめてから購入されてください。

ちなみに私は、最も軽量で薄いものをチョイスしていますが、日常生活では十分過ぎるほど温かいです。パジャマとして使うのもアリですね。

モンベル ウール トレールグローブ

手の自然な形で立体的に編まれているのが特徴
手の自然な形で立体的に編まれているのが特徴

ウール100%のあったかグローブ。立体的な編み方で手によく馴染んでくれるので、フィット感や付け心地が抜群にいいです。

多少濡れても暖かいので雪山で重宝しています
多少濡れても暖かいので雪山で重宝しています

厚みがあるので、暖かい空気を蓄えてくれることも。今では外出時にはマストアイテムとなっています。

モンベル サーマラップ パーカ

化繊の暖かいパーカ
化繊の暖かいパーカ

モンベルの独自素材『エクセロフト』を使用した化繊封入のパーカ。保温力と防風性を兼ね備えていて、外出時のアウターにピッタリ。

着心地は驚くほどに軽くて、思わず着ていることを忘れてしまうほど。

ダウンだと洗うことにやや抵抗を覚える方もいるかもしれません。ただ、こちらのパーカは化繊を使用しているため、気兼ねなく洗濯OKなところが最も気に入っているところです。

やっぱり汚れてしまうことがあるので、すぐ洗えるのがいいです。

そして地味ではあるのですが、お気に入りポイントをもう一つ。

ポケットの中から、裾の締め付け具合を調整できます。下からの冷気をシャットアウトできることはもちろんなのですが、これをポケットのコードを引っ張ることで実現している点がなんともすばらしいんで

コードを引っ張ると、腰回りがキュッとしまる仕組み
コードを引っ張ると、腰回りがキュッとしまる仕組み

このパーカには付属の袋がついているので、困った時はこちらに収納し、コンパクトに持ち運びもできます。

兎にも角にも、この時期の外出時には手放せない1着なんです。

イスカ テントシューズ

ダウンが封入された暖かいシューズ。室内履きにもおすすめ
ダウンが封入された暖かいシューズ。室内履きにもおすすめ

自宅でスリッパがわりに使いたいのがこれ。いわゆる『テントシューズ』と言って、雪山登山では必須のアイテムです。テントの中では靴下だけだと寒過ぎるので、こちらに履き替えて過ごします。

そんな装備を自宅でも。ということでよく在宅中も手放せないアイテム。とくに私自身末端冷え性で、しもやけにも悩まされていることもあり、このテントシューズの恩恵はとても大きいです。

イスカのテントシューズには独自素材『ウェザーテック』が使われていて、防水、透湿、結露防止といった機能があります。

底面の写真。滑りにくいような加工がなされている
底面の写真。滑りにくいような加工がなされている

とくにテントシューズを履いていると蒸れるのでは?という疑問もありますが、湿気を外に逃してくれるので意外にも気になりません。

足回りに70gのダウンが封入されているので、スリッパを履くよりも圧倒的に暖かいです。足元の冷えに悩まされる方はぜひこちらをチェックされてみてください。

ちなみに私は雪山で使うので丈が長いものを使用していますが、ショートサイズもあります。

自宅やキャンプ、車中泊の使用想定であれば、ショートサイズで十分こと足りると思います!

寒い時期は高機能ウェアで乗り切ろう

登山では日常でも使えるウェアがたくさんあります。

比較的安価で使いやすいものもありますので、積極的に取り入れて、寒い時期を暖かく過ごしていけるといいですね。

YouTubeやブログでも山道具の発信をしているので、ぜひこちらもご覧ください!

ギアざんまい(YouTubeチャンネルに遷移します)

山ギア好き/コンテンツクリエイター

山ギアのレビューをするハイカー。気になる道具を手に入れてはフィールドで検証中。レビューブログ、YouTube「ギアざんまい」を運営しています。趣味は登山、キャンプ、クライミング、沢登り、トレイルランニングまで幅広く、休日が足りてない。

【登山】ギアざんまいの最近の記事