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【絶対出てくる】韓国語ドラマで使われる感嘆詞9選

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

今回は韓国語の感嘆詞を紹介します!

感嘆詞と言われてもピンとこないかもしれませんが、誰かと話しているときに「ああ!」とか「えっと…」といった言葉を普段何気なく使っていますよね。そういった相手への反応や受け答えを一言で表す言葉が感嘆詞です。

「はい」といった返事や「おはよう」、「こんにちは」といった挨拶も感嘆詞に含まれるんだそうですよ。普段あまり「感嘆詞を使っている」と意識することはありませんが、実は毎日使われている身近な言葉なんですね!

さてさて、韓国語にはどんな感嘆詞があるのでしょうか?それではさっそく見ていきましょう!

韓国語の感嘆詞といったら、はずせないのがこちら!

「아이고(アイゴ)」

すべての感情をこの一言で表現できるのではないかと思うくらい、さまざまなシチュエーションで出てくる感嘆詞です。

実際にどんな使われ方をしているのか見てみましょう!

悲しいとき、たとえば家族や大切な人を亡くしたとき、お葬式などでは号泣し、床に手を打ち付けながら「아이고~!(アイゴ)」と繰り返し叫ぶ姿を目にします。

言葉にならないほどの悲しみや悔しさが込められているのでしょう。この場合の「아이고(アイゴ)」はとても切ない気持ちになります。

反対に嬉しいときや感激するような出来事があったときにも「아이고(アイゴ)」は使われます。

「まぁ~嬉しい!」といった気持ちを表します。「ありがとう」といったニュアンスが含まれることもあります。

びっくりしたときは「아이고 깜짝이야!(アイゴ カムチャギヤ)」というフレーズがよく使われます。これは「ああ!びっくりした!」という意味になります。

「깜짝이야(カムチャギヤ)」だけでも「びっくりした」という意味で使うことができます。

「아이고(アイゴ)」自体には特に意味はないのですが、とっさに口から出てしまう言葉といった感じです。

疲れたときや身体のどこかが痛いときにも使われます。

例えば疲れたときには「아이고 피곤하다(アイゴ ピゴナダ)」といった言い方をします。

日本語にすると「あぁ、疲れた」といった感じです。

「あぁ、腰が(痛い)」というときには、「아이고 내 허리야(アイゴ ネ ホリヤ)」というフレーズがよく使われます。

子供やペットを可愛がるときにも「아이고(アイゴ)」が登場します。

よく使われるフレーズとしては「私のかわいい子」、「うちのカワイ子ちゃん」といった意味で「아이고 내 새끼(アイゴ ネ セッキ)」や「아이고 우리 강아지(アイゴ ウリ カンアジ)」といったものがあります。

「새끼(セッキ)」はもともと「動物の子供、赤ちゃん」という意味で、「강아지(カンアジ)」も「子犬、わんちゃん」という意味ですが、親しみを込めて自分の子供や孫に使う場合もあります。

「어머/어머나/어머어머(オモ/オモナ/オモオモ)」

これは「あらっ/あらまぁ/あらあら」といった反応を表します。

主に女性がよく使う言葉ですね。男性が使っているのはあまり見かけません。日本語でも男性が「あら~」や「あらまぁ」ってあまり言いませんもんね。

「참(チャム)」

この「참(チャム)」には2つのパターンがあります。

話をしている途中でなにかを急に思い出したとき「あっ!そうだ!/あっ!そういえば!/あっ!そうそう!」ととっさに口にしますよね。その「あっ!」にあたる言葉として使われるのがひとつめのパターン。

ふたつめは「まったくもう…」というパターンです。この場合は、참나(チャムナ)を使います。こちらはちょっと残念な感じ、呆れた感じのニュアンスで使われます。

「뭐(モォ)」

これは日本語だと「なに?!」、「なんですって?!」にあたる反応を表す言葉です。

驚きや信じられないといったニュアンスも含まれていますね。

「에이(エイ)」

日本語にすると「またまたぁ~」といったところでしょうか。「うそでしょ~/冗談でしょ~」といった反応をするときに使われます。

「설마(ソルマ)」

これは「まさか」という意味の単語です。副詞としても使われます。感嘆詞として使われるときは日本語と同じ感覚で「そんなわけないでしょ」といったニュアンスが含まれます。先ほどの「에이(エイ)」と一緒に使われることもあります。2つを組み合わせると「에~이 설마(エ~イ ソルマ~)」となって、「またまたぁ、そんな(冗談を~)」といった感じになります。

「글쎄(クルッセ)」

「さぁ…(よくわかりません)」、「さぁ、どうでしょう」といった反応をするときに使います。

相手にはっきりとした返事をできないとき、あるいはちょっと言葉を濁して明言を避けたいときなんかによく出てくるフレーズです。

「어떡하지(オットカジ)」

これは「どうしよう…」という意味で、日本語と同じ感覚で使われます。

困っている、ちょっと焦った感じのニュアンスですね。

「으악(ウアッ)」

びっくりしたとき、驚いたときにとっさに出る「うわっ!」や「きゃあっ!」といった言葉にあたります。急に目の前になにかが飛び出してきたときとか、転びそうになって思わず声が出てしまうときなんかに使われます。

いかがでしたか?感嘆詞は韓国ドラマや映画に必ずといってもいいくらい出てきます!ドラマや映画を観る際は、今回出てきた感嘆詞に注目してみてくださいね。

特に「아이고(アイゴ)」は色んなシチュエーションに登場するので、どんなシーンで使われているのかぜひチェックしてみてください♪

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韓国語講師/YouTuber

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