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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動Part22:下宿している人が多い 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

今回はなんと!久しぶりに帰ってきました!お待ちかねの「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしますよ~!

長らくお待たせいたしました~!第22弾も日本人には謎だけど、韓国ドラマでよく見かけるシーンや行動をどんどん書いていきますね!

これまでにお届けしたシリーズ第1弾から第21弾までもこちらにあります。

まだ読んだことがないという方も、久しぶりに読み返してみようかなぁ~という方もぜひ、今回の内容と合わせてご覧になってみてくださいね♪

それでは、カムバックした「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」をどうぞお楽しみください☆

今回は、韓国ドラマによく出てくる居住施設に関する不思議を書いていきたいと思います!

「下宿している人、多くない?!」

今どき下宿というのも珍しい感じがしますが、韓国ドラマを見ているとたびたび下宿というワードが出てきます。

日本では、大学生でも下宿している人って少ないと思うのですが…

韓国には「하숙집(ハスクチップ)/下宿屋」というものがあります。

これは共同生活型の住居のこと、今風に言えばルームシェアですね。

韓国に留学する外国人の住まいとして人気ですが、留学生ばかりでなく韓国人も多く住んでいるんですよ。

少し古いドラマにはなりますが、「明日に向かってハイキック」というドラマのなかでもファン・ジョンウムやイ・グァンス、ユ・インナ、そして外国人のジュリアン・カンらが「하숙집(ハスクチップ)/下宿屋」で暮らしていました。

それぞれの「하숙집(ハスクチップ)」によって多少の違いはありますが、基本的に浴室、トイレ、キッチンは共同の場合が多く、机や棚などの家具が備え付けられているところもあります。

家の主である大家さんや管理人さんが一緒に住んでいることが多いですね。

また下宿代に食費込みで、大家さんが食事を提供してくれるところもあるようです。

ドラマのなかでは、住人同士が一緒に料理を作って食べるシーンもよく出てきます。

冷蔵庫も共同のことが多いので、自分のものには名前を書いておかないと誰かに食べられてしまうなんてことも…これは共同生活あるあるですかね笑

どうして「하숙집(ハスクチップ)」に住む人が多いのかというと、一人で家を借りるより下宿代の方が安い、大家さん・管理人さんが一緒に住んでいるので安心といったメリットが理由のようです。

また、留学生にとっては韓国の人と一緒に住むことで交流ができる、韓国の疑似家族体験ができるといった点も留学中の住居として選ばれる理由のひとつのようです。

デメリットは、やはりプライベートな時間、一人だけの時間が少ないという点でしょうか。

一人になれる時間がほしいという人には向かないかもしれませんね…

韓国ドラマを見ていても、友達や知り合いが勝手に家の中に入ってきたりが結構普通だったりするので、そこはあんまり気にならないという人が住むのが多いのかもしれませんね笑

もうひとつ、韓国ドラマのなかに出てくる住まいで気になるところが…

「ベッドと机がくっつきそうなめっちゃ狭い部屋に住んでいる!」

部屋に入るサイズがギリギリのベッドと机だけが置かれているというちょっと不思議な一室…ドラマのなかで見たことありませんか?!

どうやら共同住宅のようですが…あまりにも部屋が狭すぎてビックリ!

これは「고시원(コシウォン)」という居住施設で、漢字では「考試院」と記します。

名前の通り、もともとは受験を控えた人が試験勉強に集中するための施設でした。

実際に公務員試験を控えている人が住んでいることも多いです。

ですが、受験生や学生以外の人も結構住んでいるんですよ。また「하숙집(ハスクチップ)」と同じように留学生が留学期間中の住まいとして選ぶことも多いです。

一口に「고시원(コシウォン)」といっても、さまざまなタイプがあって、部屋にシャワーやトイレがついているところもあれば、ベッドと机でいっぱいになってしまうくらいの限られたスペースしかないというところもあります。

もともとが勉強するための施設なので、勉強と睡眠のためだけの必要最低限の部屋のつくりになっているんですね。

「고시원(コシウォン)」もまた共同生活なので、プライバシーを重視する人には向きませんが、家賃が安く済むというところが魅力のようです。

共同のキッチンにはキムチと白米が常備されている場合が多く、ラーメンや簡単なおかずが用意されているところもあるそうですよ。

また、似たような住まいで「고시텔(コシテル)」と呼ばれるものもあります。

これは「고시원(コシウォン)」よりももう少しランクアップした居住施設で、費用はすこし高くなりますが、部屋の広さやシャワー・トイレの有無、セキュリティの面で快適さもアップします。

いかがでしたか?

今回は韓国ドラマによく出てくる居住施設に関する不思議を書いてみました!

韓国ってやっぱり人と人との距離感が日本より近い感じがします。今回出てきた居住施設を見ても、プライバシーや一人の時間を大事にするというよりも、みんなでくっついてワイワイするのが好きな人が多いのかなぁと感じました~!

それでは、また次の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお楽しみに☆

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韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者11万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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