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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part138:韓国の入学式・卒業式

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

今回も人気シリーズ「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」をお届けします!

韓国ドラマを見ていると、「えっ?」と不思議に思う場面って出てきますよね!

そんな皆さんの疑問について紐解いていきますよ~。

これまでのシリーズも様々な発見や情報を取り上げてきましたので、読んだことのない方はぜひ読んでみてくださいね!

春と言えば、別れと出会いの季節…そう!卒業&入学シーズンですよね。

今回は韓国の学園ドラマにもよく出てくる韓国の卒業式・入学式について書いてみようと思います!

韓国の卒業式&入学式事情について日本とはどのように違うのか、気になりますよね。

どんな感じでおこなわれているのでしょうか?

それでは、さっそく見ていきましょう~♪

「韓国の卒業式」

人気ドラマ「トッケビ」でもチ・ウンタクが高校の卒業式に参加するシーンが出てきますよね!

韓国の卒業式の様子が描かれていますが、実際はどうなんでしょうか?

韓国の卒業式事情を見ていきましょう!

日本の卒業式は3月に行われることが多いですが、韓国の卒業シーズンは2月なんです!

というのも、韓国では多くの学校で3月から新年度・新学期が始まるんですね。

早いところでは、1月中に卒業式という学校もあるんだそうですよ。

卒業式には何を着る?

日本の場合だと、地域や学校によって違いはありますが…

制服がある学校なら制服、袴やセレモニー用の服を着る学校もあれば、これから進学する先の制服を着て式に出る学校もあり、さまざまですよね。

いずれにせよ、共通しているのは、やはり式典にふさわしいカチッとした服装であるということです。

これは、式に参列する保護者も同じですよね。

日本ではセレモニースーツや着物を着るという親御さんが多いかと思います。

韓国の場合はどうかというと…

韓国の大学ではアカデミックガウンに学士帽が一般的です。

日本で袴を着る人がいるように、韓国でも韓服(チマチョゴリ)を着る人がいると思われるかもしれませんが、実はほぼいないんです!

むしろチマチョゴリを着たら、韓国人が驚いてしまいますよ!

中学校・高校では、制服を着用する場合が多いですが、小学校など制服がない場合は、普段着とあまり変わらない服装のことも多いです。

保護者も日本のようにカッチリとしたスーツや韓服を着る人はおらず、普段着よりも少しキレイ目なお出かけ着くらいの服装をする人が多いです。

また、2月ということもあって、まだ寒い時期なので、コートやダウンといったアウターを着たまま式に出るということも多いです。

卒業式には何をする?

卒業式の内容としては、卒業証書や卒業アルバムをもらったり、先生からのお話があったりと、日本とあまり変わらない場合が多いようです。

ただ、日本とは雰囲気がちょっと違います。

日本の卒業式は、厳かな雰囲気が漂い、これまで過ごした日々の思い出や先生、友人らとの別れに涙を流すこともありますよね。韓国はどちらかというと喜びにあふれたお祝いムード一色といった感じですね笑

また、学歴社会の韓国ならではの成績優秀者の発表があることもあります!

式が終わると家族で記念写真を撮り、その後はお祝いに駆けつけた祖父母や親戚なども集まって食事に行く家庭が多いようです。

韓国で卒業式のあとの食事といえば、「짜장면(チャジャンミョン)/ジャージャー麵」です!

「韓国の入学式」

それでは、次は韓国の入学式事情を見ていきましょう!

先ほどの卒業式事情のところにも書きましたが、韓国の入学式は日本より一ヶ月早い3月におこなわれます。

日本では卒業式シーズン真っ只中ですが、韓国では一足早く新学期のスタートです。

3月1日は、韓国では祝日にあたるため、多くの学校では3月2日に入学式がおこなわれるようです。

入学式には何を着る?

入学式も服装は卒業式とほぼ変わりません。

学生は制服着用の学校が多いですね。

小学校の入学式では、ちょっとおめかしする子もなかにはいますが、日本に比べるとカジュアルな服装の子が多いです。

保護者も同様にスーツ姿の人もチラホラいますが、カジュアルな装いの人もかなり多い印象です。

また、日本では新一年生というと、真新しいランドセルに黄色い帽子のイメージがありますよね。

韓国には、日本のランドセルのようなものはなく、小学生の多くはリュックに教材を入れて登校します。

一年生の帽子も特に決まったものはないです。

入学式には何をする?

入学式の内容も日本とあまり変わらないですね。

新入生の挨拶や校長先生の挨拶、在校生代表からの挨拶、担任の紹介、校歌斉唱といった感じです。

ちょっと違うといえば、学校によっては入学祝賀公演があるというところでしょうか。

在校生が伝統芸能や音楽、演劇などを披露してくれる学校もありますよ。

公演を見たら、新しい生活の始まりにドキドキしている新入生の緊張も解けて、楽しい気分になりそうですね。

いかがでしたか?

今回は、韓国の卒業式&入学式事情について書いてみました!

日本と大きく違う点は卒業式、入学式の時期が一ヶ月早いというところですね。

式の内容については日本と似ているところも多いですが、成績優秀者の発表や入学祝賀公演など韓国らしいところも垣間見えました。

しかし、別れと新たな出会いのシーズンであること、ワクワクやドキドキする気持ちは日本や韓国に限らず万国共通のものではないでしょうか~^^

それでは、また次回もお楽しみに~!

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