みなさん、こんにちは～！

韓国ドラマを見ていると、韓国の文化や生活習慣などが垣間見えるシーンがありますよね。

なかには、日本人の目にはちょっと不思議に映るシーンが出てくることもチラホラ…

この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」では、そんな韓国ドラマのなかで見られる不思議とその理由を紹介していきますよ！

最後まで、どうぞお楽しみください＾＾

さぁ！それでは、今日の不思議を見ていきましょうか？

今回は、韓国ドラマのなかでよく飲まれている飲み物の不思議に迫ってみたいと思います！

「パウチに入った謎のドリンクの正体とは…？！」

韓国ドラマのなかで、冷蔵庫内に謎のパウチがずらっと並んでいるのを見たこと、ありませんか？

そのほかにも、箱から謎のパウチを出して冷蔵庫にしまっているシーンなんかも出てきます。

ドラマに出てくる人たちは、そのパウチにストローを挿して飲んでいるのですが…

このパウチの中身はいったい何なのでしょうか…？

実は、このパウチの中身は韓方薬なんです！

日本にも「漢方」がありますが、韓国には「韓方」というものがあります。

「漢方」と「韓方」の違いは、このようになっています。

漢方…中国から伝わった中医学をもとに、日本人の体質や風土に合わせて発展した医学

韓方…中医学をもとに、韓国人の体質や風土に合わせて発展した医学

どちらも中医学がベースになっているんですね。

それぞれの国に合わせて独自に発展させてきたものが、漢方と韓方というわけです。

韓国では、韓方はとても身近な存在です。

「한방의원（ハンバンウィウォン」と呼ばれる韓方医院も多く、頼りにしている人も多いんです。

この韓方医院では、その人の体調や体質に合わせて韓方薬を調合してくれます。

ドラマでよく飲まれているパウチも韓方薬のひとつで「補薬／보약（ポヤク）」と呼ばれています。

この「補薬／보약（ポヤク）」というのは、滋養強壮剤のようなものです。

疲労回復をメインにしたものから、妊活やアンチエイジング、体質改善など、目的に合わせて少しずつ調合が違います。

残業つづきの会社員や、毎晩遅くまで勉強する受験生、食が細くなった高齢者、妊活中の女性など老若男女問わず、この補薬は飲まれているんです。

この補薬、身体にとても良さそうですよね。

しかし、「良薬は口に苦し」というように、とても美味しいといえるものではないそうで…

さらに、お値段が高いということもあって、最後の一滴までしっかり飲んでほしいところですが…

一口で勘弁して～！というほど独特の風味のようです。

健康のためには、我慢して飲むしかなさそうですね！

それでは、次の不思議も見てみましょう！

「給湯室の必需品？！ミックスコーヒー！」

韓国でよく飲まれているインスタントコーヒーといえば、ミックスコーヒー！

ミックスコーヒーとは、粉末状のミルクと砂糖が混ざっているスティック状のインスタントコーヒーのことです。

家庭ではもちろん、食堂などでもよく飲まれている韓国では定番の飲み物です。

会社の給湯室にも、もちろんこのミックスコーヒーが置いてあります！

ドラマのなかでも、給湯室でミックスコーヒーを淹れて飲んでいるシーンがよく出てきますよ。

休憩中に飲むだけでなく、なんと来客にもこのミックスコーヒーを出しちゃうんです！

日本の感覚だと、インスタントだから来客向けではないような気もしますが、韓国ではミックスコーヒーを出したからといって失礼に当たることもないんですよ笑

最近は、カフェやコーヒーショップが増えてきたこともあって、「원두 커피（ウォンドゥ　コピ）」もよく飲まれています。

ドラマのなかでもカフェやコーヒーショップがよく出てきますよね。

「원두 커피（ウォンドゥ　コピ）」の「원두（ウォンドゥ）」は「原豆」と書きます。

その名の通り、豆から挽いて淹れたコーヒーのことです。

豆から挽いて淹れたコーヒーの香りや風味って、たまらないですよね。

でも、ミックスコーヒーには、ミックスコーヒーならではのまた別の味わいがあるんです！

韓国は辛い食べ物が多いこともあってか、甘さとまろやかさがあるミックスコーヒーは食後には欠かせない飲み物なんですよ。

ミックスコーヒーは、老若男女から愛されている国民的飲み物のひとつなんですね～！

いかがでしたか？

今回は、韓国ドラマのなかによく出てくる飲み物2つを紹介しました！

パウチ型飲料の中身はいったい何なのか…気になっていた方も多いのではないでしょうか？！

あの中身は韓方薬だったんですね～！

そして、韓国ではおなじみのミックスコーヒー！

こちらもドラマのなかによく登場していますね。

給湯室のどこかに必ずといっていいほど置いてあるので、ぜひ、ドラマのなかで探してみて下さいね～！

それでは、また次回もお楽しみに♪