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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part 283:韓国ドラマの雨の演出 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

いつもご覧くださり、ありがとうございます^^

これまでにも、たくさんの韓国ドラマの不思議を紹介してきたこのシリーズですが、今回はお天気に関する不思議をお届けしていきたいと思います!

韓国ドラマって、なぜか雨のシーンが多いと思いませんか~?

そんな韓国ドラマには欠かせない「雨」に関する不思議を今日は2つ紹介していきますね。

どんな内容か気になりますよね~?!読めば、きっと楽しい発見がありますよ!

ぜひ、最後までお付き合いくださいね☆

それでは、さっそくスタートです♪

「韓国にも梅雨ってあるの?」

日本には、夏になる前に梅雨の時期がありますね。

お隣の国、韓国にも日本と同じように梅雨がありますよ!

日本だと、一番早い沖縄県で例年6月の上旬ごろから梅雨入りしますね。

そこから6月の下旬ごろにかけて、梅雨のない北海道を除く日本列島の各地に梅雨入り発表のニュースが届きます。

韓国語では、この梅雨のことを「장마(チャンマ)」といいます。

韓国の「장마(チャンマ)」は、例年6月の下旬から7月の下旬ごろにあたることが多いです。

日本の梅雨入りに比べると、韓国は数週間遅れて「장마(チャンマ)」の時期に入るということになります。

そんな梅雨の時期に欠かせないアイテムといえば「傘」ですよね!

その日に持って行く傘の選び方にも、日本と韓国では違いが見られます。

出掛ける前から雨が降っていた場合、日本人は長傘を持って行くことが多いのではないでしょうか。

出掛ける時にはまだ雨が降っていないけど、雲行きが怪しい、途中で降ってきそう…というようなときには、折りたたみ傘を鞄に入れて持って行くといったように傘の使い分けをする人も多いかと思います。

一方、韓国の人たちは、出掛ける前から雨が降っていたとしても、折りたたみ傘を使う人がかなり多いです。

韓国の人たちが長傘ではなく、折りたたみ傘をメインに選ぶのには、こんな理由があるんです。

韓国でよく使われる交通手段のひとつに地下鉄がありますね。

都心部を中心に、地下鉄の構内には地下道や地下街も発達しています。

そのため、地下鉄構内や地下道の中を通っていけば、雨に濡れることなく、目的地周辺まで移動することができるんです。

地下鉄構内や地下道などに入ると、傘をたたんだとしても長傘は荷物になりがちですし、邪魔に感じることが多いというわけなんですね。

その点、折りたたみ傘はコンパクトで鞄などにもしまいやすいので、韓国では折りたたみ傘の需要の方が高いようですよ。

せっかくの韓国旅行なのに、残念ながら雨降りに見舞われてしまった…なんてこともありますよね。

そんなときには、地下街を利用するのも良いかもしれません。

地下街のショッピングモールは化粧品店や服屋さん、グルメまで意外と充実しているんですよ!

雨に濡れる心配なく楽しめるので、ぜひ、利用してみてくださいね。

それでは、もうひとつ雨に関する不思議を見てみましょう!

「気持ちにリンクする?!韓国ドラマの雨の演出」

韓国ドラマのなかによく登場する雨のシーン。

みなさんのお気に入りのドラマのなかにも、雨のシーンが出てきませんか~?

少女時代のユナと日本での人気も高いチャン・グンソクが共演した「ラブレイン」というドラマには、そのタイトルの通り、雨のシーンがたびたび登場します。

ユナ演じるユニと、チャン・グンソク演じるイナが黄色い傘を差しながら二人で寄り添うシーンは印象的でしたね。

そのほかのドラマでも雨のシーンというものは、よく目にします。

特に憂鬱なことがあったり、悲しいことが起こったりすると、まるでその気持ちにリンクするかのように雨が降り出します。

このように韓国ドラマでは、主人公や登場人物の心情を表す演出として雨がよく使われているんですね。

さらに、雨の演出はロマンティックなシーンにもよく使われます。

たとえば、突然雨に降られて雨宿りしているところに好きな人が偶然にもやってきたり、傘が一本しかなく相合傘をして帰ることになったり…

男性が自分の着ているジャケットを脱いで傘替わりにしてくれるシーンも韓国ドラマにはよくありますよね。

雨が二人の距離をグッと近づけてくれる…そんなシーンがいくつも頭に浮かびます。

登場人物の揺れ動く感情を表す雨のシーンにぜひ、注目してみてくださいね!

いかがでしたか?

今回は、韓国の雨に関する不思議を紹介しました!

雨の日に欠かせない傘の選び方、こんなところにも日韓の違いがありましたね!

そして、心情を雨で分かりやすく表現するという演出も韓国ドラマならではといった感じがしますよね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また次回もお会いしましょう^^

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韓国語講師/YouTuber

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