ひっそり佇む和菓子店「れんげ」

お店は、警固のランドマークタワー1階エントランスにあります。

表から、磨りガラス窓には“れんげ”の文字。そして、ロゴデザイン。
いつ来店しても飾られる、シンプルに活けた花も毎回心を穏やかにしてくれます。

カウンター式になっていて、高めの椅子が2つ。

中に入ると、エントランスの右手にお店があります。

ショーウィンドウには、どら焼き3種と餡梅大福。
シンプルな店構えで、商品がよく見えるディスプレイのお店にはオープン後からお客さんが交代で来店されていました。

「れんげ」はもとは、たい焼きで人気の「博多ひいらぎ」の姉妹店。ひいらぎと同じ餡を生かした和菓子の専門店です。「博多ひいらぎ」では買えないどらやきと大福を「れんげ」では販売しています。そのため、ひっそりと佇みながらも人気のある「れんげ」のお店です。

予約販売はされておらず、在庫状況は電話で確認はできますが売り切れることも多々あります。

ほかでは、巡り会えない『餡梅大福』

餡を使った大福は和菓子店では見かけますが、梅と餡の大福は珍しく「れんげ」の2大看板商品の1つです。
食べてみると、甘さとしょっぱさを同時に楽しめる“面白い大福”。
面白い!との表現が合っているのかわかりませんが、食べる場所での味の変化が楽しめます。
梅?とかすかに思ったすぐ後から、餡の味がするので梅が苦手な人でも食べやすい大福です。

切った断面にも、真ん中に梅。もう一回!と食べたくなるクセがあります。

2つまとめたラッピングも、ちょっと手渡しに贈るのにもおすすめです。
れんげのロゴのシートで巻かれて、ゴムで止められた餡梅大福はおしゃれで品がありますよ!

• 2個入り560円
• 手土産用6個入り1,680円

餡(あん)を生かした3種類のどらやき

どらやきは3種類。

• どらやき250円
• バターどらやき「バタドラ」300円
• ほうじ茶クリームどらやき350円

れんげの特徴は、餡へのこだわり

北海道産の小豆、粗糖、塩の3つの素材で炊き上げた優しい甘味の自家製餡。
自家製餡が、どのどらやきでも味わうことができます。
餡の旨味をしっかり味わいたい人は、どらやき。
餡に合うバターを一緒に楽しみたい人は、「バタドラ」

そして、よりスイーツ感を出したい人は「ほうじ茶クリーム」を選びましょう。

バターどらやき(バタドラ)を食べてみた

バタドラを頂きました。

横から見ると、バターと餡子を生地が挟みます。

生地は、しっとりふわふわで癖がないというよりもスッと入ってくるような食べやすい味。

餡とバターの味を邪魔しない、軽さがありました。餡は控えめな甘さの中に上品さがあります。バターとの相性が合う軽さが、バターを合わせて食べることでより一層食べやすく感じました。お茶にもコーヒーや紅茶にも合う味です。

どれも美味しいのですが、バタドラが1番食べやすいどらやきな気がします。
まずは!のどらやきにおすすめしたい種類です。

本当は、3種類どれもを1つずつ購入して味わって欲しいです。だが、あえて言えばバタドラだと思います。

今後は、れんげの姉妹店「博多ひいらぎ」でおはぎ限定の日を予定。また、アパレルのオリジナルブランド『あん©』でグッズの販売も検討。ますます楽しみな、「れんげ」のお店です。

ひっそり佇む餡(あん)を生かした和菓子のお店、れんげにクセになる餡梅大福と気になるどらやきを買いにでかけてみてくださいね!
ゴールデンウィーク明けからは、定休日が異なるので注意しましょう。

最後に、今回の取材にあたり、商品をお店のご厚意で頂きました。
どうもありがとうございました。