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コスパ最強ANC無線イヤホン「ear(1)」がNothingからやってきた!:ファーストインプレ

塚本直樹IT・宇宙・フード・紛争地域ジャーナリスト

ロンドンを拠点とする新生ブランドのNothingが初めて投入する、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能付きのワイヤレスイヤホン「ear(1)」。こちらを試してみたところ異次元のコスパに驚かされたので、ファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

そうそう、このワイヤレスイヤホンは1万2650円(税込)と廉価に販売されるのも注目ですよ!

オシャレな雰囲気ただようパッケージ

Nothingというメーカーを聞き慣れない方も多いと思いますが、同社はコストパフォーマンスに優れるスマートフォンを次々と投入してきた中国OnePlusの共同創業者こと、カール・ペイ氏が立ち上げたブランド。否が応でも、その仕上がりが気になるってものです。

さてear(1)のパッケージを手にとってみると、こちらはお菓子の箱のような紙製となっています。そして下部をベリベリっと剥がすことで、外箱が開く仕組み。なかなか洒落たデザインです。

箱の中身はこんな感じ。イヤホン本体に充電ケース、SMLサイズのイヤーピース、充電用のケーブル、そして説明書が付属します。シンプルなパッケージングは、エコの観点からも好印象です。

有名ブランドとのコラボ

ear(1)の本体や充電ケースをみると、あちこちに透明なスケルトンパーツが利用されていることがわかります。こちら、スウェーデンのTeenage Engineeringとのコラボレーションによって、このようなオシャレなデザインが実現したんだそうです

イヤホン本体は、耳の穴を塞ぐ「カナル型」となっています。中のマイクや基板などが透けて見える本体がおしゃれですね! 右イヤホンには赤、左イヤホンには白のペイントが施されているので、どちらがどちらなのかも簡単に区別できます。

イヤホンの本体は4.7gと、非常に軽量。また製品の作りは非常によく、1万円前半で販売されるワイヤレスイヤホンとは思えない質感でした。

ケースにはUSB-Cポートとペアリング用のボタンを配置。イヤホン単体では5.7時間の再生が可能ですが、充電ケースを併用すると最大34時間の稼働が可能だそうです。

迫力のある低音にびっくり!

ear(1)を視聴して最初に感じたのは、「あれ、音質いいじゃん!」ということ。正直値段なりの音を想像していたのですが、低音は迫力があるし、でもボーカルや高音域の楽器はしっかり聞こえるしで、非常に好印象でした。

私は米アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」も所有しているのですが、正直ear(1)の音のほうが好みでした。AirPods Pro、3万円もするのにな…

というわけで、次回はear(1)の音質や使い勝手を含めたレビューをお届けいたします。お楽しみに!

Source: Nothing

IT・宇宙・フード・紛争地域ジャーナリスト

以前はドイツ、ウクライナ、現在はミャンマーにて取材中/Yahoo!ニュース エキスパートにて執筆中/フード系YouTubeチャンネル「Foodie Samurai 腹ぺこ侍」運営中

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