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がっかり感強め。アップルの「MagSafeバッテリーパック」を1週間使ってみた結果…

塚本直樹

テクノロジー・宇宙ジャーナリスト

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米アップルから登場した、iPhone向けの純正モバイルバッテリーこと「MagSafeバッテリーパック」。購入してから1週間ほど使ってみましたが、気になる弱点もちらほらと…。ここでは、MagSafeバッテリーパックの正直な使用レビューをお届けしましょう。

充電速度が遅い

MagSafeバッテリーパックを使っていて一番困るのが、充電速度が遅いこと。iPhoneへの装着時にはMagSafeバッテリーパックから5Wのワイヤレス充電が行われるのですが、iPhoneをバリバリ使っているとバッテリーのパーセンテージがなかなか増えないこともしばしば。それならいっそ、Lightningケーブルを差し込んでちゃっちゃと充電を終わらせてしまったほうがマシというものです。

すぐに容量が空になる

アップルによれば、「iPhone 12 ProまたはiPhone 13 ProとMagSafeバッテリーパックを組み合わせると、バッテリー駆動時間が最大60%長く」とのこと。しかし体感としては、もっとすぐにMagSafeバッテリーパックのバッテリー容量は空になってしまいます。

MagSafeバッテリーパックの表記によれば、内蔵バッテリー容量は1460mAh。これはiPhone 12 Proの2815mAhと比較すると、かなり小さめ。またモバイルバッテリーによる送電には必ずロスが生じるので、1460mAhをまるまるとiPhoneに充電できるわけではありません。

自宅の充電マットとしては便利

MagSafeバッテリーパックも悪いところばかりではありません。20W以上の電源アダプタに接続することで、MagSafeバッテリーパックからiPhoneを最大15Wで高速ワイヤレス充電できるんです。つまりMagSafeバッテリーパックさえあれば、ワイヤレス充電しかできない「MagSafe充電器」を購入する必要はなくなります。

オシャレな見た目もよし

スマートフォンのアクセサリでは、そのデザインも大事。毎日、肌見放さず持ち歩くアイテムですから。そのような視点からなら、MagSafeバッテリーパックは二重丸。高級感のあるなめらかな本体は、iPhoneにくっつけたときの一体感もバッチリです。

価格ほどの価値は…

MagSafeバッテリーパックの評価を難しくしている要因の一つは、1万1800円(税込)とかなり価格が高いことです。バッテリー容量のずっと大きなサード製品が4,000円以下で販売されているのを見ると、この価格はコアなアップルマニア以外には受け入れがたいのではないでしょうか。

アップルが純正のモバイルバッテリーを投入したこと自体は喜ばしいので、次期モデルではワイヤレス充電速度の高速化や、バッテリー容量の増加を期待したいものです。

Source: Apple

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