石川県能登地方地震をうけて 本当に必要な防災グッズと避難場所について考えよう【富山県入善町・黒部市】
2023年5月5日15時頃に石川県能登地方で震度6強の地震が発生しました。災害が少ない北陸の富山県ですが、能登地方で発生した地震の影響により、富山県内では最大震度4の地震が発生しました。
いつ、どんな災害が起こってもおかしくない日本。もしもの時に備え、防災グッズを準備し、家族の避難経路・避難場所などについて話し合っておきましょう。そこで今回は、地震に備えた防災について、2つのポイントを紹介します。
まずは、防災グッズについてです。
防災グッズ
防災グッズは、被災した場合に対応するための大切なグッズです。筆者の家では、一人につき一つのザックを用意しています。また、簡易的な防災袋を、家族全員の車両に備えています。
< 市販の防災バッグの内容(一例) >
- アルミシート
- 非常用給水バッグ
- ティッシュ
- 圧縮袋
- 手袋
- スリッパ
- 懐中電灯
- ラップ
- アルミホイル
- コップ
- 布テープ
- マスク
- ボディタオル
- エア枕
- ポリ袋
- 紙皿
- 箸
- フォーク・スプーン
- 歯ブラシ
- お薬・応急グッズ
- ミニカッターナイフ
- 携帯トイレ
- レインポンチョ
- 綿棒
- ドライバー
- ホイッスル
- せっけん
< 個人的に必要な防災グッズ >
市販の防災グッズ以外に、個人的に必要だと思い用意している物は、イヤフォンと下着、携帯充電機能付きのラジオ、ホッカイロなどです。これらは、避難所生活になった場合を想定しています。イヤフォンは、動画やラジオを周りに気にせず聞く際と、眠れない時や周囲の音が気になる場合に耳栓の替わりに使用するつもりです。
また、「避難所では1週間ほどお風呂に入れないこともあるので下着をそろえておくといい」と聞き、下着を数日分用意しています。防災グッズに入れる下着は、100均ストアがおすすめです。普段でも十分使えそうな下着が豊富にそろっています。
< 非常食 >
筆者宅で保存している非常食の一部です。ライフラインが使用できなくても準備できるものも用意しています。
長期間保存し賞味期限が近づいた食品は、登山時の行動食などとして利用し、新しいものを補充するようにしています。
次に、避難場所と避難経路の確認です。
避難場所・避難経路
筆者宅では、水害が想定される場合とその他の場合の2パターンを設定しています。水害の場合は、海抜を参考に避難所を決めています。水害の心配がない場合は、築年数が新しい避難所に行くことで倒壊を免れると考えています。
みなさんも、さまざまなパターンを想定し避難場所を決めるようにしましょう。合わせて、安全に避難できる避難経路についても決めておきましょう。
最後に
災害が発生した場合は、今回紹介したような防災グッズを入れたザックといつも持ち歩く貴重品や身分証が入ったカバンを持って避難しましょう。普段使用している常備薬がある場合は、忘れず携行してください。
そして、「登校中に災害が起こったら」「仕事場からは、どの避難所が近いか」など、避難場所および避難経路について家族でしっかり話し合い、防災に対する意識を高めましょう。