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「生地鼻灯台」が一般開放…月に一度だけの灯台見学 展望スペースからは北アルプスや富山湾一望【黒部市】

つむみ地域情報発信ライター(入善町・黒部市)

今回は、黒部市生地にある「生地鼻灯台(いくじはなとうだい)」の一般開放について紹介します。

2022年の「生地鼻灯台」の一般開放時の様子
2022年の「生地鼻灯台」の一般開放時の様子

「生地鼻灯台」は、月に一度、一般開放されるので内部を見学することができます。2023年の一般開放日は、6月~10月までの第3土曜日です。

生地鼻灯台

津波などの災害時には、一時的に避難場所として利用できる「生地鼻灯台」。高さが約30メートルあり、県内で一番大きな灯台です。

日本海と富山湾の境界になっている「生地鼻灯台」は、「海の道しるべ」として重要な役割を担っています。

また、白と黒の灯台は全国的に珍しく、雪が降っても見えるようにと作られた雪国ならではの灯台です。東北地方や北海道に多いのが、白黒灯台だということです。

「生地鼻灯台」一般開放

  • 開放日程:2023年6月~10月の第3土曜日
  • 開放時間:10時~15時
  • 料金:無料

※荒天時は一般開放が中止されます。

「生地鼻灯台」のらせん階段の様子
「生地鼻灯台」のらせん階段の様子

「生地鼻灯台」には、らせん状の階段が123段あります。2022年の一般開放時に展望スペースまで登った時は、思った以上に高度が高く感じました。

「生地鼻灯台」の展望スペースから見た眺望(富山湾側)
「生地鼻灯台」の展望スペースから見た眺望(富山湾側)

眺望は360度楽しめ、富山湾や生地の町並みをはじめ、北アルプス、能登半島などが望めました。

「生地鼻灯台」の閃光部の様子
「生地鼻灯台」の閃光部の様子

展望スペースでは、先端の閃光を発する部分を間近で見ることができます。10秒間に1回閃光を発するそうです。

2022年の「生地鼻灯台」の一般開放時の様子
2022年の「生地鼻灯台」の一般開放時の様子

最後に

灯台に登れるチャンスはあまりありません。1951年(昭和26年)に設置された生地のランドマーク、「生地鼻灯台」に登ってみませんか。

一般開放日は、6月17日(土曜日)です。時間は10時~15時まで。入場は無料なので、お散歩がてら気軽に訪れてみてください。

生地鼻灯台(いくじはなとうだい)
住所:富山県黒部市生地9602
開催日:2022年10月までの第3土曜日
時間: 10時~15時
※荒天時は、中止になることがありますので、お出かけ前に詳細をご確認ください。

地域情報発信ライター(入善町・黒部市)

自然豊かな富山県入善町在住のインタビューライターです。食べたい!行きたい!知りたい!と思う、最旬の情報をお届けします。

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