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【八千代市】萱田小学校「タイムカプセル埋設式」「パーゴラ音楽会」バイオリンとハープの音色に包まれて

うえこみ地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

2024年3月6日、八千代市立萱田小学校にて6年生による恒例行事の「タイムカプセル埋設式」と「パーゴラ音楽会」が開催されました。タイムカプセルは6年生が20歳の自分に宛てた手紙をパーゴラのふもとに埋め、8年後の成人式の前日に開封式が行われます。

パーゴラとは日本では藤棚や東屋のようなもの、と表現すると想像がつきやすいかもしれません。萱田小学校の初代パーゴラは、子どもたちが集う場所として開校以来愛されてきましたが校舎増築工事の際に一度は撤去。(写真中央の円形が初代パーゴラ)

しかし「パーゴラを再建する会(後のパーゴラの会)」の方々の熱意と尽力により再建されました。校章にも描かれている程、萱田小学校にパーゴラは欠かせないものなのです。

再建されたパーゴラの下で、毎年バイオリニストの石川寛子さんによる記念音楽会が開催されてきましたが、今年はハーピストの石牧恭江さんも加わり、さらに豪華な音楽会となりました。(風の強い日でしたので、ランチルームにて開催)

会は子ども達の司会で進められ、校長先生や来賓の方の挨拶を経て、音楽会の始まりです。

子どもたちにも聞き覚えのある曲目を演奏して下さるので、子どもたちも最初から楽しそう。

バイオリニストの石川寛子さんは八千代市在住。八千代市の人達に積極的に音楽の素晴らしさを伝えて下さるので、市民の方は石川さんの音色を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ご本人のyoutubeにリハーサルの様子がUPされていました。

ハーピストの石牧恭江さんはハープという楽器の特徴や成り立ちを教えてくれました。こんなに間近でハープを見られることは滅多にないので子ども達は興味津々!

音楽会も中盤にさしかかる頃、石川さんが演奏の様子を間近で見せてくれるパフォーマンスを! 子ども達ひとりひとりが見られるように、中腰で演奏しながらゆっくりと練り歩いてくれました。

ハープのソロ演奏は「ジブリメドレー」。自然と口ずさむ子ども達。素直に歌う、手をたたく、音楽鑑賞の自由な姿がそこにありました。

アップテンポな「情熱大陸」になると子ども達も大盛り上がりで手拍子も自然と湧き上がり、ランチルーム内はさながらコンサート会場のよう!

アンコールでは第二の校歌になりつつあるオリジナル曲「笑顔あふれるパーゴラ」を音楽の先生の指揮のもと、全員で合唱して会は終了。

実はこの日は「パーゴラの会」の方々以外に、「笑顔あふれるパーゴラ」を作曲した当時の校長・川本先生もサプライズで駆けつけてくれました。子ども達は川本先生だとわかると喜んで駆け寄ってきたりハイタッチをしたり。川本先生のお話では当時の6年生から自分の好きな言葉を一つずつ出してもらい紡がれた言葉で出来上がったのがこの曲との事。校歌とともに、大切に歌い継がれていく曲となりました。

素晴らしい演奏を間近で見られるパーゴラ音楽会。6年生にとっては記憶に残る一日となったのではないでしょうか。6年生の皆さん、卒業おめでとうございます。8年後、またパーゴラの下に笑顔で集ってくださいね!

地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

地域ニュースサイト号外NETの八千代市・習志野市を担当しています。果物狩りと車の運転が好きです。最近ゴルフを始めました。取り柄はたくさん食べられることとフットワークの軽さです。どうぞよろしくお願いします。

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