大雪の後は花粉本格飛散が秒読み!東京・大阪・名古屋も…暖冬の影響は?気象予報士か解説
今週は南岸低気圧による関東を中心とした大雪で始まりましたが、雪の後はとうとう花粉の本格飛散が始まりそうです。
スギ花粉の飛散ピークはいつになるのか?
また今冬は当初の予想通り暖冬の傾向になっていますが、花粉への影響は?気象予報士が解説します。
「本格飛散」は秒読み
花粉は日本各地でかなり地道でアナログな観測がされていて、1平方センチメートルあたり1個以上の花粉が2日連続で観測されると初めて「○○県で花粉の飛散が始まりました」と報じられます(関連記事)。
これがニュースや天気予報で言うところの「本格飛散」で、今シーズンは東京や名古屋、大阪、福岡など大都市を中心に、もう今日明日にでも本格飛散になっておかしくない状況です。
ピークは早いところで2月下旬〜
スギ花粉の飛散ピークは例年3月に入ってから、という地域が多いですが、気象会社各社が発表している予測によると、関東や九州など一部は2月下旬からピークに入るところがありそうです。
花粉症については症状がごく軽い段階から薬を使い始めることで症状を抑えられるため、環境省では3月に入る前からの使用開始を呼びかけています。
暖冬の影響は?
花粉を飛ばす「花芽」は前年の夏に作られるため、実は花粉の飛散量に暖冬かどうかはあまり関係してきません。
一方で飛散時期には冬の気温も重要で、実際に東京では本格飛散が例年より1週間ほど早まりそうてすし、まだ飛散開始前の1月のうちからわずかながら観測されています、
今年の花粉対策は前倒しで早め早めに取り組む方が良さそうです。