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【2月19日は雨水】「あまみず」ではありません!雨水にやるべきこと・暖冬だからこそ気をつけることは?

植松愛実気象予報士・防災士・野菜ソムリエ
「雨水」と書いて何と読む?

2月19日は二十四節気の「雨水」。

節気の中でも知名度が低い暦ではありますが、私たち日本人にとってなじみ深い文化と関係していたり、天気のターニングポイントになっていたりします。

「雨水」にやっておきたいこと、そして暖冬だからこそこの時期に気をつけたいことを気象予報士が解説します。

「雨水」と書いて…

「あまみず」ではなく「うすい」と読むこの暦は、古くから「降るものが雪から雨に変わる頃」とされてきました。

立春を過ぎて約2週間、次第に気温も上がってきて、雪よりも雨が降りやすくなってくる時期です。

「雨水」にやるべきことは?

地域にもよりますが、雛飾りは「雨水」に合わせて飾られる風習があります。

3月3日の「桃の節句」を祝うための雛飾りは、あまりにも直前に飾り始めると「一夜飾り」と言って縁起が悪いとされるため、約半月前にあたる「雨水」に合わせて飾り始めるとちょうどいいというわけです。

積雪が少なくても雪崩に注意を

今シーズンは暖冬傾向が続いていて、北日本の山沿いでも積雪がかなり少ないところが目立ちます。

しかし、たとえば雪崩の被害は積雪が50センチ程度しかなくても発生しますし、暖冬の影響で雪の層が緩みやすく例年より危険度が増す場合も。

降るものが雪から雨に変わるタイミングも今年は例年より早く、すでに雪崩の危険性が高まっている地域もあります。

暖冬の年でも、あるいは暖冬の年こそ、春先の雪害に注意が必要です。

今週は春本番の陽気からの真冬並み

今週はこの冬の特徴をぎゅぎゅっと凝縮したような、ジェットコースターみたいな気温変化となりそうです。

今日19日と明日20日は春本番の陽気となるところが多く、特に明日20日は関東や東海で日中20度前後の見込み。

ところが週後半にかけて気温は急降下し、23日(金)は東京で最高気温でも7度と、真冬並みになる予想となっています。冷たい雨も加わって体をさらに冷やしそうです。

暖かさを経験した後の寒さは体への負担が大きくなりますから、体調管理に気をつけて過ごしましょう。

気象予報士・防災士・野菜ソムリエ

気象予報士・防災士として講演・執筆を行う傍ら、野菜ソムリエ・食育インストラクター・薬膳マイスターとして出張料理人(一般家庭での作り置き代行)としても活動。NHK・民放各局で気象キャスターを歴任し、報道の現場や防災、気候変動・地球温暖化に関する最新情報にも詳しい。著書に『天気予報活用ハンドブック~四季から読み解く気象災害』(竹下愛実名義・共著)がある。

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