【蕨市】1日2食以上食べる猛者も!? 「立喰そば 吾妻屋」は県外からも人が訪れる人気店です!
出勤前の朝食に、忙しい時間に腹を満たすため、ちょっと小腹が空いたとき、飲んだ後の〆にも。
駅の近でいつでも手軽に食事ができる「立喰そば」は、もしかしたら忙しい現代社会にこそ、ピッタリのお店かもしれません。
チェーン店のイメージが強い「立喰そば」ですが、実は地域に密着したお店も多いのです。
長年、蕨駅東口にて営業している「立喰そば 吾妻屋」は、まさに地域密着型の「立喰そば」です。
「立喰そば 吾妻屋」
蕨駅東口から真っすぐ進むこと徒歩2分。
アパレルやファミリーレストランなどが入る雑居ビルの1階に、「立喰そば 吾妻屋」はあります。
営業時間は6時30分~23時(日曜日は21時)。
定休日はなく年中無休です。
出勤前のビジネスパーソンから、お酒を飲んでほろ酔い気分のお客さんまで、1日通して営業する「立喰そば 吾妻屋」には、実に様々なお客さんが訪れます。
中には、仕事前と仕事帰りで1日2回訪れる方もいると聞いて驚きました。
しかし思い返してみれば、私も昼食とお酒を飲んだ後の1日2回、「立喰そば 吾妻屋」を訪れたことがありました。
人気の「ゲソ天そば 440円(税込)」を実食!
今回、改めて「立喰そば 吾妻屋」を訪れたのは、とある平日の19時頃。
人気メニューの一つ「ゲソ天そば 440円(税込)」を食べてきました。
丼のおよそ半分ほどある大きな「ゲソ天」が、抜群の存在感を放ちます。
そして、なんといっても「立喰そば 吾妻屋」の醍醐味といえば、漆黒に輝くこの汁にあります。
まずはゆっくりと鼻から深呼吸してみましょう。
温かい湯気とかつお出汁のよい香りが、あなたの鼻腔をくすぐります。
そして次は、その汁をゆっくり味わいます。
火傷しないように気を付けて!
その色味から、しょっぱくて濃い味を想像しがちですが、そんなことはありません。
「立喰そば 吾妻屋」では、出汁に「枕崎産かつおぶし」を使用しています。
出汁が効いた少し甘味のある漆黒の汁こそ、多くのグルメブロガーや立喰そば評論家が、県外から訪れている理由です。
漆黒の汁をたっぷり吸ってふわふわになった衣と、ゲソの歯ごたえがたまりません。
揚げたてサクサクの天ぷらはやっぱり美味しいですが、こうやって衣に汁をたっぷり染み込ませて食べる。
「立喰そば」ならではの楽しみ方ですね。
「立喰そば 吾妻屋」のお蕎麦は、やや太め。
そして、茹で加減は少し柔らかめ。
コシが強すぎないこの食感も、なぜか心地よく感じてしまうから不思議です。
そしてこのお蕎麦こそ、「立喰そば 吾妻屋」の漆黒の汁を十分に味わえるお蕎麦なのかもしれません。
古き良き「立喰そば」の雰囲気
「立喰そば」とは名ばかりで、店内にはイスやテーブル席の用意もある「立喰そば屋」はたくさんあります。
その点、「立喰そば 吾妻屋」は、店内奥にまっすぐ続くカウンターのみ。
もちろん、イスやテーブル席はありません。
サービスの一環としてイスやテーブル席を設置したお店を、非難するつもりは一切ありません。
しかし、こうした古き良き「立喰そば」の雰囲気に色気を感じるファンは、私だけではないはずです。
【店舗情報】
立喰そば 吾妻屋
住所:埼玉県蕨市塚越1-2-14
営業時間:月~土 6:30~23:00
日 6:30~21:00
定休日:年中無休