【蕨市】祝・3年ぶり復活! 「第70回 わらび機まつり」は8月5日(金)~7日(日)の3日間で開催!
3年ぶりに蕨市最大級のイベントが帰ってくる!
今から約40年前に蕨市で生まれた私ですが、ここ数年の夏は、なんだか物足りない気持ちでいっぱいでした。
新型コロナウイルスの猛威による行動制限なども理由の一つではありますが、その最大の理由は、蕨市最大級のイベント「わらび機まつり」が行われていなかったから。
しかし、2022年の夏は違います!
蕨の夏に「わらび機まつり」が3年ぶりに帰ってきます!
2022年8月5日(金)~7日(日)の3日間、蕨駅西口にて、「第70回 わらび機まつり」が開催されます!
「わらび機まつり」とは?
蕨市民の方ならご存知の通り、江戸時代に「宿場町」として栄えた蕨は、その終わり頃から綿織物業も盛んに行われるようになりました。
蕨の機織りの先覚者・髙橋新五郎翁は、現在の塚越神社の末社にて、「機神様(はたがみさま)」として祀られています。
1826年7月7日、髙橋新五郎は霊夢のお告げにより、それまでの高機(たかばた)に改良を加え、「青縞(あおじま)」を織り始めました。
すると、これが江戸の市場を圧倒するほど大人気に!
そして、その織物を普段着などにする「双子織(ふたこおり)」を世に出し、蕨は綿織物生産地として、全国的に知られる存在になります。
その後、いつのころからか7月7日を機業創始の日として、綿織物業者が集まってお祭りを開催するようになりました。
時の町長・高橋庄次郎は、このお祭りを綿織物業者だけでなく、町全体のお祭りとしてとり上げます。
そして、織物業はもちろん町全体の産業の発展を願い、1951年7月7日「第1回機まつり」が盛大に開催されました。
そこから月日は流れ、2022年。
時代と共にその形を変えつつ開催されてきた「わらび機まつり」は、現在も蕨最大級のイベントとして、蕨市民に愛されています。
「第70回 わらび機まつり」を思う存分楽しもう!
お祭りグルメを食べ歩くのも「わらび機まつり」の醍醐味ですが、見どころはそれだけではありません。
蕨駅西口駅前ロータリーを盛り上げるのは、「スターライトステージ」
繰り広げられるのは、地元のミュージシャンやプロミュージシャンによるジャンル豊かなステージング。
蕨駅西口がライブ会場へと姿を変えます。
川口信用金庫前の駐車場で行われるのは、「織姫ステージ」
アマチュアからプロまで、27団体、出演者総数約800名が、この3日間に出演します。
ダンスや歌、武術演武など多彩なステージが繰り広げられます。
「わらび機まつり」の開催は2019年以来3年ぶり。
私と同じように、その再開を心待ちにしていた方も多いでしょう。
2022年8月5日(金)~7日(日)の3日間は、感染症対策を万全に講じた上で、蕨の夏を満喫しましょう!
【イベント情報】
第70回 わらび機まつり
開催日程:2022年8月5日(金)~7日(日)
開催時間:13時30分~20時
※2022年8月7日(日)は19時まで