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【蕨市】「きつね」「たぬき」じゃなく「もぐら」!? 「そば処 満留賀」の「もぐらそば」が美味い!

美味いビールが飲みたい地域ニュースサイト号外NETライター(戸田市・蕨市)

蕎麦を食べるとき、あなたはきつね派?

それともたぬき派?

最近、私は「もぐら派」です。

「きつね」や「たぬき」は聞いたことあるけど、「もぐら」?

ちょっとでも気になったあなた!

「もぐらそば」は、蕨市南町4丁目にあるそば処 満留賀で食べられますよ。

「きつね」と「たぬき」って、なんでそう呼ばれているの?

油揚げが入った「きつねそば」
油揚げが入った「きつねそば」

「きつね」とは、文字通り「狐」のことです。

狐は昔より、「商売繁盛をもたらしてくれる縁起のいい動物」とされてきました。

そして、そんな狐の大好物が「油揚げ」だといわれてきました。

つまり、きつねうどんの「きつね」は、狐が大好物な「油揚げ」のこと。

そこから、油揚げがのっている蕎麦やうどんを「きつねそば」、「きつねうどん」と呼ぶようになったそうです。

天かすの入った「たぬきそば」
天かすの入った「たぬきそば」

それでは、「たぬき」も「狸」のことを指すのかというと、そういう訳ではありません。

蕎麦やうどんの「具」を意味する「たね」や、天ぷらの「たね」を抜いた「たね抜き」を略して「たぬき」になったという説が有力です。

そこから、天かすを入れた蕎麦やうどんを「たぬきそば」「たぬきうどん」と呼ぶようになったそうです。

ちなみにこれは、関東での話。

関西では「きつねそば」や「たぬきうどん」という概念はなく、油揚げがのった「うどん」が「きつね」、油揚げがのった「そば」を「たぬき」と呼ぶそうです。

気になる「もぐらそば」とは?

「もぐらそば」とは辛味大根を使ったお蕎麦
「もぐらそば」とは辛味大根を使ったお蕎麦

「もぐらそば」とは、辛味大根をたっぷり使った「おろしそば」のこと。

蕎麦本来の味を大切にするお店の集まり「花粉会(はなこかい)」の親方が、「大根ももぐらも、土の中にいる」と命名したメニューです。

「そば処 満留賀」の「もぐらそば 830円(税込)」
「そば処 満留賀」の「もぐらそば 830円(税込)」

「もぐらそば 830円(税込)」は、「そば処 満留賀」人気の定番メニューです。

大きな器に盛られた蕎麦の上には、たっぷりの海苔とかつお節。

辛味大根や薬味のネギは、お好みに合わせて調整できるように別の器に盛られています。

絶妙な辛味がたまらない!
絶妙な辛味がたまらない!

辛味大根をしっかり味わいたい方は、蕎麦の上に豪快にのせ、つゆをかけて食べるのがオススメ!

辛味を調整したい方は、辛味大根の量を調整しながら食べるといいでしょう。

蕎麦湯も美味い!
蕎麦湯も美味い!

美味しい蕎麦を食べた後には、蕎麦湯も忘れずに!

蕎麦に含まれるたんぱく質やポリフェノールのルチン、アミノ酸が溶けだした茹で汁を、辛味大根の残ったつゆと一緒に、最後の一滴まで飲み干しちゃいましょう!

「気さくさ・明るさ」がモットーの「まちのお蕎麦屋さん」

店内に飾られた看板
店内に飾られた看板

「まちのお蕎麦屋さん」とは、どんなお蕎麦屋さんでしょうか?

古くからそのまちで営業していて、そこにあって当たり前の存在。

近隣の方々に「近くにあって良かった」と感じてもらえるお蕎麦屋さん。

きっとそんなお店が「まちのお蕎麦屋さん」といえるのではないでしょうか。

「そば処 満留賀」の創業は1965年9月。

ここ蕨で、50年以上営業する老舗です。

「美味しいそばをお腹いっぱい食べてほしい」

三代目店主の鈴木孝一さんが笑顔でそう話す「そば処 満留賀」は、間違いなく多くの方々に愛される「まちのお蕎麦屋さん」です。

「そば処 満留賀」三代目店主の鈴木孝一さん
「そば処 満留賀」三代目店主の鈴木孝一さん

「そば処 満留賀」では、蕨を舞台にしたアニメ「さよなら私のクラマー」のキャラクター・田勢恵梨子のオリジナルキャラクター名刺兼ショップカードがもらえます。

美味しいお蕎麦を食べた後に、1枚いかがですか?

【店舗情報】

そば処 満留賀

住所:埼玉県蕨市南町4-35-1

営業時間:昼 11:00 ~ 15:00

     夜 17:00 〜 20:00(L.O)

定休日:木曜日

地域ニュースサイト号外NETライター(戸田市・蕨市)

戸田市・蕨市をこよなく愛す、【地域ニュースサイト号外NET 戸田市・蕨市】担当ライター。生まれ育った地元のまちで、飲んだり、食べたり、遊んだりしたことを発信しています。今日も、美味いビールが飲みたい!

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