【戸田市】戸田市に伝わる民話から着想を得た銘菓「河童の金さん」を食べてみた!
戸田市に面して西から東南に向けて流れている荒川は、今も昔も戸田市のシンボルのひとつ。
川にまつわる昔話がいくつか残っている中に、「かっぱの金さん」というお話があります。
荒川で毎日魚採りをしていた金平さん。
ある日、投網の中に河童がかかっていたことから始まるそのお話。
民話の詳しい内容については「戸田市情報ポータルサイト」をご覧ください。
そして、戸田市にはその民話「河童の金さん」から着想を得て生まれた銘菓があるのです。
その名もズバリ、戸田銘菓「河童の金さん」。
民話から着想を得たお菓子とは、どんなお菓子なのか?
興味を持った私は、さっそく「河童の金さん」を食べてみました!
創業1976年「菓創 季乃杜」
「河童の金さん」を求めて向かったのは、戸田市を代表する和菓子店「菓創 季乃杜」。
創業から40年以上、地元・戸田市で愛され続けている老舗です。
「菓創 季乃杜」といえば、戸田市優良推奨品にも選定されている「戸田の渡し」が有名ですね。
荒川の美しい流れを表現した「戸田の渡し」は、大納言小豆を贅沢に使用した上品な味わいが人気の銘菓です。
戸田銘菓「河童の金さん」とは?
戸田銘菓「河童の金さん」とは、「菓創 季乃杜」で一つひとつ手作業にて作られている「どら焼き」です。
北海道産の小豆を丹念に炊き上げた特製餡と、ごろっと丸々入った一粒栗。
それらを包む生地は、埼玉県産の小麦粉「あやひかり」に、同じく埼玉県産の生みたて卵、沖縄県産の黒糖を加え、風味豊かに焼き上げました。
河童の甲羅を模した、生地の焼き目にも注目です。
2009年には、「福山雅治Anniversary Fukuyama Masaharuツアーブック」内の企画で、福山雅治さんも「河童の金さん」を試食。
その味を称賛しているコメントは、「菓創 季乃杜」にてご覧いただけます。
店頭で購入できる「河童の金さん」には、3つの味があります。
通常の「河童の金さん 小倉餡」と、埼玉県産「紅あずま」を使用したスイートポテト餡と一粒栗を包んだ「河童の金さん金色 芋餡」の2種類は通年販売。
特製餡を宇治抹茶の風味豊かな生地で包んだ「河童の金さん抹茶 小倉餡」は、例年4~6月に販売される期間限定商品です。
今回食べた「河童の金さん金色 芋餡」の餡は、風味豊かで上品な甘み、そして美しい黄色が特長です。
魅力的な和菓子がたくさん!
季節ごとに異なる「四季の和菓子」や、これまでにない和洋折衷のお菓子「季のうさぎ」など、「菓創 季乃杜」には、戸田銘菓「戸田の渡し」、「河童の金さん」以外にも魅力的な和菓子が数多く並んでいます。
日常的なお茶のお供にはもちろん、お出掛け先への手土産にもしても喜ばれそうですね!
その魅力的な和菓子や最新情報については、公式Instagramでも情報を発信しています。
和菓子が好きな方、「菓創 季乃杜」が気になっている方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
【店舗情報】
菓創 季乃杜
住所: 埼玉県戸田市上戸田3-6-6
営業時間:9時~18時
定休日:月曜日、年末年始